あなたがたは世の光です

「あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない。 また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。 そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かし、そして、人々があなたがたのよいおこないを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」(マタイによる福音書‬ ‭5‬:‭14‬-‭16‬)

私たちは世の光である。なぜか?私たちは自分たちの光を人々の前に輝かし、人々が私たちの良い行いを見て、天におられる私たちの父をあがめるようにすることができるからである。

私たちはどのように良い行いをすることができるだろうか?罪深い私の内には、そもそも「良い行い」はない。周囲に印象づけ、良い行いをしているかのように思わせることはできるかもしれない。しかし人々の考える良い行いは、主が考えるものとは違う。主が認められる良い行いは、主の助けがなければできない。主が私たちを通して働いてくださらなければ、私たちに良い行いなどできない。

私にできるのは主を信じるくらいだ。主を信頼して歩むくらいのことしかできない。しかし私たちが主を信頼して歩む時、主が私たちの内に働き、自然と良い行いをするようになる。その時、私たちは自分自身の光を人々の前に輝かし、そして、人々が私たちの良い行いを見て、天におられる私たちの父をあがめるようになる。

罪や汚れ、失望と欺瞞、暴虐と利己主義の世の中にあって、今日も世の光として歩みたい。

愛する天のお父様、世の光として、あなたの素晴らしさを輝かせることができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。