嵐の中の食事

夜が明けかけたころ、パウロは一同に食事をするように勧めて、こう言った。「今日で十四日、あなたがたはひたすら待ち続け、何も口に入れず、食べることなく過ごしてきました。ですから、食事をするよう勧めます。これで、あなたがたは助かります。頭から髪の毛一本失われることはありません。」こう言って、彼はパンを取り、一同の前で神に感謝の祈りをささげてから、それを裂いて食べ始めた。それで皆も元気づけられ、食事をした。(使徒の働き 27:33-36)

パウロたちは、クレタの港フェニクスに行き、そこで冬を過ごそうとし船出した。すると間もなくユーラクロンという暴風が陸から吹き降ろして来た。船はそれに巻き込まれて、風に逆らって進むことができず、流されるままとなった。

パウロたちは暴風に激しく翻弄され積荷や船具までも捨て始めた。太陽も星も見えない日が何日も続き、暴風が激しく吹き荒れたので、私たちが助かる望みも今や完全に絶たれようとしていた。(使徒の働き 27:12-20)

長い間、だれも食べていなかったが、そのときパウロは彼らの中に立って言った。「皆さん。…今、あなたがたに勧めます。元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う人は一人もありません。失われるのは船だけです。昨夜、私の主で、私が仕えている神の御使いが私のそばに立って、こう言ったのです。『恐れることはありません、パウロよ。あなたは必ずカエサルの前に立ちます。見なさい。神は同船している人たちを、みなあなたに与えておられます。』ですから、皆さん、元気を出しなさい。私は神を信じています。私に語られたことは、そのとおりになるのです。(使徒の働き 27:21-25)

素晴らしい信仰である。

夜が明けかけたころ、パウロは一同に食事をするように勧めて、こう言った。「今日で十四日、あなたがたはひたすら待ち続け、何も口に入れず、食べることなく過ごしてきました。ですから、食事をするよう勧めます。これで、あなたがたは助かります。頭から髪の毛一本失われることはありません。」こう言って、彼はパンを取り、一同の前で神に感謝の祈りをささげてから、それを裂いて食べ始めた。それで皆も元気づけられ、食事をした。(使徒の働き 27:33-36)

私たちは自然の嵐もそうだが問題だらけの人生の嵐の中に置かれることがある。私たちが嵐の中に置かれ、時間が経つと、気が滅入って睡眠や食欲を失う。いわば抑うつ状態になる。そんな時、私たちが食事をすると元気になる。食事は機械的に食べ物を口に運ぶ行為ではない。

食事の前には、私たちは神に感謝の祈りをささげ、共にいる人たちと人生について分かち合う。神と人々と時間を共有し、喜んだり悲しんだりするのが食事だ。だから、携帯電話を見ながら食べるのは私たちの健康を損ねる。

私たちはどんな時も神に祈り、またお互いのために祈ることができる。神と人々と分かち合う時間を持ちたい。

愛する天のお父様、あなたは私たちの人生をよく知り、私たちと時間を過ごしてくださいます。感謝します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。