救いは御座にある私たちの神にあり小羊にある
9 その後、私は見た。見よ。あらゆる国民、部族、民族、国語のうちから、だれにも数えきれぬほどの大ぜいの群集が、白い衣を着、しゅろの枝を手に持って、御座と小羊との前に立っていた。10 彼らは、大声で叫んで言った。「救いは、御座にある私たちの神にあり、小羊にある。」(黙示録7章9‐10節)
ヨハネが見た幻では、地の上に数えきれないほどの大勢の群衆が白い衣を着て、主の枝を手にもって、御座と小羊との前に立ち、叫んでいた。この数えきれないほどの群衆は、あらゆる国民、あらゆる部族、あらゆる民族、あらゆる国語の内から救われた者たちを指す。
イスラエルの民の中には額にしるしを押されたものたちが14万4千人いたと記されている。それが実数なのか、聖書記述の方法からして比喩的な数なのかわからないが、14万4千人と理解しておいて良いだろう。
その数以上に重要なのは救いはあらゆる国民や部族、民族、国語から起こされるのであってイスラエルの部族だけではない。神が救うのは、心謙遜に生き、小羊イエスを救い主として受け入れる者たちである。
だから地上のあらゆる人々が、「救いは、御座にある私たちの神にあり、小羊にある。」と叫んでいるのである。私たちも私たちを救ってくださった主に心から感謝を叫びたい。
愛する天のお父様、小羊イエスキリストを私たちの罪のあがないの代価としてささげてくださり、ありがとうございます。私たちがあなたの前に、また人々の前に謙遜に生きることができますように。主イエス・キリストの御名によって、アーメン。