信仰によって神様のみことばを受け取る

聖句:
“さてリステラで、足の不自由な人が座っていた。彼は生まれつき足が動かず、これまで一度も歩いたことがなかった。 彼はパウロの話すことに耳を傾けていた。パウロは彼をじっと見つめ、癒やされるにふさわしい信仰があるのを見て、 大声で「自分の足で、まっすぐに立ちなさい」と言った。すると彼は飛び上がり、歩き出した。” 使徒の働き　14章8～10節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

観察:

            問題と信仰がある時、奇跡はおきます。この足萎えの男は、その日、彼の身に人生を変える出来事が起きるとは夢にも思っていなかったでしょう。彼は生まれつき足が悪く、人生で一度も歩くことができませんでした。この日、彼の人生は一瞬にして変わりました。どうやって彼がパウロがいるところにやって来れたのかは不明です。きっと誰かに連れてきてもらったのでしょう。彼はパウロの話すことに耳を傾けていました。パウロは彼をじっと見つめ、癒やされるにふさわしい信仰があるのを見て、 大声で「自分の足で、まっすぐに立ちなさい」と言いました。 知識の言葉がここで語られたのです。私もまた、神様のみことばを一生懸命に聞いていたこの足なえの人と同じようにならなければいけないのです。

パウロは彼をじっと見つめます。癒やされるにふさわしい信仰があるのを見た瞬間です。パウロは集まった群衆に向け福音のメッセージを語っていましたが、このメッセージは誰も気にもとめていなかったこの一人の男のためだったのです。  
            変化は単に神様のみことばを聞く人たち起こるのではありません。みことばを聞いて、心の中に信仰が湧き出てくる人たちのうちに変化が現れるのです。この聖句を思い出します。「信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。」

信仰がなければ、神様のみことばは働きません。 信仰がなければ、神様を喜ばせることはできません。 信仰は常に、神様のみことばを受け取るため、私たちの心を開いてくれます。
            問題が存在するがゆえに、奇跡は常に起きるのです。しかし、神様のみことばを聞くことは、神様には不可能なことは何もないことを信じる信仰を起こしてくれます。 パウロはこの足なえの男の中に、癒されるための信仰を見ていました。そして、彼に直接語ったのです。 
           信仰は見て取れます。イエス様もまた、中風を患っていた人のため、彼の四人の友達がイエス様が教えていた家の屋根をぶち抜いてイエス様の前に中風の男の人を屋根から吊るし下ろした時も、彼らの中に信仰を見ていました。結果よりも、人のうちにある信仰を見なければならないことを今日学びました。癒しよりも、信仰のために祈る必要があります。パウロが信仰を見た時、パウロは言葉をこう発しました。 「自分の足で、まっすぐに立ちなさい。」
            すると、彼は飛び上がり、歩き出しました。信仰が神様のみことばが出会い

信仰のうちに語られる時、奇跡が起き、人の人生に変化がもたらされます。信仰が、信仰によって言葉と一緒になるとき、奇跡が起きます。
適用:            私は、人々のうちに信仰を見、彼らの人生の中で奇跡が起こされるため、信仰の中で言葉を発したパウロのようになりたいと願います。私は、私が祈る人たちの中に信仰があるかどうかを探すことより、祈りの結果にフォーカスを当ててしまっていることがあります。信仰を見て、人々が置かれている状況に直接みことばを語り、そのみことばを彼らが受け取れるように助けてあげることができるよう聖霊が私を助けてくれることが私の心からの願いです。
祈り:            イエス様、信仰の中で語られ、信仰の中で受け取られる、あなたのみことばのうちにある力を感謝します。あなたが私が仕えるようにとされる人々の中に信仰を見ることができるよう私を助けてくだることを祈ります。 私が必要にある人々の手助けとなれるよう、私に物事を見分ける力と知識の言葉が注がれますように。あなたの聖霊に敏感になれますようにどうか私を助けてください。あなたを求めている人たちのうちに信仰を見ることができるよう私を助けてください。私が仕える人たちに、あなたのみことばを語るための信仰を私が持つことができるよう助けてください。イエス様のみ名によって。アーメン！