次世代のために準備する
「ダビデは言った、「わが子ソロモンは若く、かつ経験がない。また主のために建てる家はきわめて壮大で、万国に名を得、栄えを得るものでなければならない。それゆえ、わたしはその準備をしておこう」と。こうしてダビデは死ぬ前に多くの物資を準備した。」(歴代志上 22:5)
私たちが経験を積み、資源を持つようになったら、次世代がバトンを受け継いで走り続けることができるように準備することが大切だ。
ダビデは主のために壮大な神殿を建てたいと願っていた。だから「主のために建てる家はきわめて壮大で、万国に名を得、栄えを得るものでなければならない」と言ったのである。
そしてダビデは、次期王となる、まだ若くて未経験のソロモンのために、神殿建設に必要な多くの物資を準備した。ダビデには長年の経験の蓄積があり、人脈やあらゆる資源を持っていたので、死ぬ前にできる準備はすべてやっておいたのだった。
もし私たちが経験豊かで経済力があり、また人脈やあらゆる力があるのなら、それらを次世代のために準備して、彼らがバトンを受け取りやすい方法で受け取ることができるようにして差し上げることが大切だ。
教会においては、私よりも30歳近い若者たちが第一線で主に仕え始めている。しかも彼らはもう既に走り始めている。突っ走りすぎたり、あらゆるものを薙ぎ倒したり、彼ら自身転んだり、走れないと泣きついてくるかもしれない。
そんな時経験者として、彼らの声に耳を傾けて、必要なアドバイスをし、励まし、手当てをしたり、相談に乗ってあげるような者となりたい。
愛する天のお父様、次世代のために準備する者としてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。