いのちの言葉
「彼らに言った、「あなたがたはわたしが、きょう、あなたがたに命じるこのすべての言葉を心におさめ、子供たちにもこの律法のすべての言葉を守り行うことを命じなければならない。 この言葉はあなたがたにとって、むなしい言葉ではない。これはあなたがたのいのちである。この言葉により、あなたがたはヨルダンを渡って行って取る地で、長く命を保つことができるであろう」。」(申命記 32:46-47)
私たちは自由に言葉を発する。私も自由にことばを書かせていただいている。当然自分の言葉に責任を持つ必要がある。言葉は力強く、人々を生かしも殺しもする。だから私たちは言葉の用い方に気をつけ、また私たちを生かし、さらに偽りや欺瞞に満ちた虚しい言葉ではなく、真実のことば、永遠のことば、長く命を保つ言葉が必要だ。
民の指導者モーセと、次期指導者ヌンの子ヨシュアが民に語った力強い言葉をいくつかハイライトしたい。
「主は岩であって、そのみわざは全く、 その道はみな正しい。 主は真実なる神であって、偽りなく、 義であって、正である。 」(申命記 32:4)
「愚かな知恵のない民よ、 あなたがたはこのようにして主に報いるのか。 主はあなたを生み、あなたを造り、 あなたを堅く立てられたあなたの父ではないか。」(申命記 32:6)
「主はこれを荒野の地で見いだし、 獣のほえる荒れ地で会い、 これを巡り囲んでいたわり、 目のひとみのように守られた。わしがその巣のひなを呼び起し、 その子の上に舞いかけり、 その羽をひろげて彼らをのせ、 そのつばさの上にこれを負うように、 主はただひとりで彼を導かれて、 ほかの神々はあずからなかった。 主は彼に地の高き所を乗り通らせ、 田畑の産物を食わせ、 岩の中から蜜を吸わせ、 堅い岩から油を吸わせ、 牛の凝乳、羊の乳、 小羊と雄羊の脂肪、 バシャンの牛と雄やぎ、 小麦の良い物を食わせられた。 またあなたはぶどうのしるのあわ立つ酒を飲んだ。」(申命記 32:10-14)
「今見よ、わたしこそは彼である。 わたしのほかに神はない。 わたしは殺し、また生かし、 傷つけ、またいやす。 わたしの手から救い出しうるものはない。」(39節)
私たちを建て上げ、希望を与え、真実の言葉に耳を傾けていきたい。
愛する天のお父様、私たちに長い命を与え、保つことができるようにしてくださる、あなたの言葉を感謝します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。