ネヘミヤの正義
「私の神よ。どうか私がこの民のためにしたすべてのことを覚えて、私をいつくしんでください。)」(ネヘミヤ記 5:19)
エヘミヤは主の前に、民のために正しいことをしたという自負があったため、神に「私をいつくしんでください」と祈った。
エレミヤが民のためにしたこと何だったのか?
エレミヤは言った。「私がユダの地の総督として任命された日から、すなわち、アルタクセルクセス王の第二十年から第三十二年までの十二年間、私も私の親類も総督としての手当てを受けなかった。(ネヘミヤ記 5:14)
働きからの報酬を受けても良いのに、ネヘミヤは手当を受給することを辞退した。それはイスラエルの民がネヘミヤに強く抗議したからであった。
ある者は、「私たちには息子や娘がいて、大人数だ。食べて生きるために穀物を手に入れなければならない」と言い、またある者は、「私たちの畑も、ぶどう畑も、家も抵当に入れなければならない。この飢饉に際して穀物を手に入れるために」と言った。
またある者は言った。「私たちは、畑やぶどう畑に課された王の税金を支払うために、金を借りなければならなかった。現に、私たちの血肉は私たちの同胞の血肉と同じだし、私たちの子どもも彼らの子どもと同じだ。それなのに、今、私たちは息子や娘を奴隷に売らなければならない。実際、もう娘が奴隷にされている者もいる。ところが、私たちの畑もぶどう畑も他人の所有となっているので、私たちにはどうする力もない。」(ネヘミヤ記 5:2-5)
ネヘミヤは十分考えたうえで、有力者たちや代表者たちを非難して言った。「あなたがたはみな、自分の同胞たちに、利子をつけて金を貸している。」そして大集会を開いて彼らを責め、彼らに言った。「私たちは、異邦の民に売られた同胞のユダヤ人を、できる限り買い取った。それなのに、あなたがたはまた自分の同胞を売ろうとしている。彼らはまた私たちに売られなければならなくなる。」すると彼らは黙ってしまい、一言も言えなかった。
ネヘミヤは続けた。「あなたがたのしていることは良くない。あなたがたは、私たちの敵である異邦の民から侮辱を受けることなく、私たちの神を恐れつつ歩むべきではないか。私も、私の親類の者も、私の配下の若い者たちも、彼らに金や穀物を貸してやったが、私たちはその負債を帳消しにしよう。だから、あなたがたも今日、彼らの畑、ぶどう畑、オリーブ畑、家、それに、あなたがたが彼らに貸していた金や穀物、新しいぶどう酒、油などの利息分を彼らに返してやりなさい。」(ネヘミヤ記 5:7-11)
イスラエルの民は全体として経済的な苦境に置かれていたのに、ある者たちは、利子をつけて金を貸すようなことをしたため、ネヘミヤは激しく怒り、民のための救済措置を打ち出し、自ら手当受給を辞退した。これがネヘミヤの正義だった。
リーダーシップにおいてリーダーは自分の下にいる人々のために自ら犠牲を払うということがある。良いリーダーは自らに与えられたあらゆる力を自分自身のためでらなく、自分の下にいる人々のために用いる。
私利私欲まみれのリーダーに人々はついていかない。謙り他者の成功のために仕えるリーダーでありたい。
愛する天のお父さま、自らの利益だけを求めるのではなく、他人の利益や成功のために精を出して仕える者としてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。
