一つの正しい若枝

見よ、その時代が来る。──主のことば──そのとき、わたしはダビデに一つの正しい若枝を起こす。彼は王となって治め、栄えて、この地に公正と義を行う。彼の時代にユダは救われ、イスラエルは安らかに住む。『主は私たちの義』。それが、彼の呼ばれる名である。それゆえ、見よ、その時代が来る──主のことば──。そのとき、もはや人々は『イスラエルの子らをエジプトの地から上らせた主は生きておられる』と言うことはなく、

『イスラエルの家の末裔を、北の地や、彼らが散らされていたすべての地から上らせた主は、生きておられる』と言って、自分たちの土地に住むようになる。」 (エレミヤ書 23:5-8)

ダビデに起こされる一つの正しい若枝とは、イエスキリストを指す。まるで木から新しい枝が生えていくように、ダビデの子孫であるマリヤからイエスは生まれた。

「正しい若枝」は、忠実かつ真実の若枝とも訳される。イエスは神の義を表す存在であり、また父なる神に対して忠実であり、私たちに対して真実である。

イエスは王となって治め、栄えて、この地に公正と義を行う。イエスはダビデの末裔であり、ユダ族出身という王の血筋を引くが、それ以上に王なる神として全地を治め、神の国は栄えさせ、私たちに公正と義を行い、罪をさばかれる。

イエスの時代、イスラエルの国はローマ帝国支配下にあったが、ユダは魂において救われ、イスラエルは永遠の住まいを得て、この地上において安らかに住んだ。

『主は私たちの義』というのがイエスの呼ばれる名である。人々は『イスラエルの子らをエジプトの地から上らせた主は生きておられる』とはもはや言わず、『イスラエルの家の末裔を、北の地や、彼らが散らされていたすべての地から上らせた主は、生きておられる』と言うようになり、自分たちの土地に住むようになる。

私たちも、『イスラエルの家の末裔をすべての地から上らせた主、王となって治め、栄えて、この地に公正と義を行う主は生きておられる』と言いたい。

愛する天のお父様、あなたは私たちに永遠の住まいを与え、私たちが安らかに住むことができるようにしてくださいます。主イエス・キリストは私たちの義であり、王であり、今日も生きておられます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。