ガサ地区

「ユダはまたガザとその地域、アシケロンとその地域、エクロンとその地域を取った。 主がユダと共におられたので、ユダはついに山地を手に入れたが、平地に住んでいた民は鉄の戦車をもっていたので、これを追い出すことができなかった。」(‭‭士師記‬ ‭1‬:‭18‬-‭19‬)

今日イスラエルとパレスチナ自治区の中のガザ地区が紛争状態にある。約2,000年前に世界中に離散したユダヤ人は、1948年にイスラエルが建国され、入植問題から難民問題が出てアラブ人とユダヤ人の間に対立が生まれた。そして昨年2023年10月にガザ地区からイスラエル領土にテロ襲撃があったことを機にイスラエル国防軍がガザ地区を実効支配してあるハマス・テロ組織を壊滅するために報復攻撃を続けている。

この問題は近年の問題ではなく、2000年前でもなく、3000年以上も前に遡って見る必要がある。これは領土問題であり、誰の領土か、周りがどのように受け入れているか、そして侵攻した時の対応になど考慮が必要だ。

イスラエルの民がエジプトを出て、新しい土地に足を踏み入れた時について、聖書は「ユダはまたガザとその地域、アシケロンとその地域、エクロンとその地域を取った。 主がユダと共におられた…」とある。

主がイスラエルのユダ族にガザとその地域を与えられたという箇所は、神がガザ地域をイスラエルに与えられたと理解できるし、一旦領土を失い離散したのも、また回復も神の計画である。何が正解かは、主のみぞ知る。

だからガザ地区の問題も主に聞いていきたい。

愛する天のお父様、今日私たちが直面する数々の問題に対してあなたが答えを与えてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。