神様の約束が果たされるのを見る鍵となる強い確信
聖句:”ユダ族の人々がギルガルのヨシュアのところにやって来た。その一人ケナズ人エフンネの子カレブがヨシュアに言った。「主がカデシュ・バルネアで、私とあなたについて神の人モーセに話されたことを、あなたはよくご存じのはずです。 主のしもべモーセがこの地を偵察させるために、私をカデシュ・バルネアから遣わしたとき、私は四十歳でした。私は自分の心にあるとおりを彼に報告しました。 私とともに上って行った私の兄弟たちは民の心をくじきました。しかし私は、私の神、主に従い通しました。 その日、モーセは誓いました。『あなたの足が踏む地は必ず、永久に、あなたとあなたの子孫の相続地となる。あなたが私の神、主に従い通したからである。』 ご覧ください。イスラエルが荒野を歩んでいたときに、主がこのことばをモーセに語って以来四十五年、主は語られたとおりに私を生かしてくださいました。ご覧ください。今日、私は八十五歳です。 モーセが私を遣わした日と同様に、今も私は壮健です。私の今の力はあの時の力と変わらず、戦争にも日常の出入りにも耐えうるものです。 今、主があの日に語られたこの山地を、私に与えてください。そこにアナク人がいて城壁のある大きな町々があることは、あの日あなたも聞いていることです。しかし主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができます。」 ヨシュアはエフンネの子カレブを祝福し、彼にヘブロンを相続地として与えた。 このようにして、ヘブロンはケナズ人エフンネの子カレブの相続地となった。今日もそうである。彼がイスラエルの神、主に従い通したからである。 ヘブロンの名は、かつてはキルヤテ・アルバであった。これは、アルバがアナク人の中の最も偉大な人物であったことによる。こうして、その地に戦争はやんだ。” ヨシュア記 14章6~15節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
観察:
主のしもべモーセがこの地を偵察させるために、カレブがをカデシュ・バルネアから遣わしたとき、彼は四十歳でした。彼はその土地を目にして、この土地こそ神様がイスラエルに与える土地であることを心で確信します。彼とともにその土地に偵察に行った十一人も同じ景色を見ていました。ヨシュアとカレブ以外の十人は、同じ景色を見て違う思いを抱きます。神様が約束された豊かさと同時に、それらを手に入れるための多くの障害が彼らの目に入って来たのです。見たことのないような葡萄の実。乳と蜜が流れる土地。しかし、そこに住む人たちはは大きな巨人のようで、とても勝ち目はないと感じてしまいました。
私たちがこの世を探索する時、その探索の結果、困難にもかかわらず何を追い求めるべきかが明確となり自分の心に強い確信が生まれてくるか、あるいは、神様がすでに私たちに約束してくださったものを自分のものだと信じる心が弱まってしまうか、私たちの心はどちらかに傾きます。 神様が約束してくれたように、私たちが目にしているものが私たちのものであるという強い確信を持てなければ、私たちは決して前に進むこともできないし、その約束を手にするために必要なリスクを取ることもできません。確信が弱ければ、どんなリスクも取れないでしょう。このケースは、スパイが見に行った場所の状況についてではありませんでした。 強い信念を持ち、その土地が彼らのものになると言われた神様を信じたかどうかが問題でした。カレブはその土地の状況に目をやっていたのではありません。彼は神様を見ていました。自分の心に問いかけ、自分が今目にしている土地が必ず彼のものになると信じていたのです。
今朝私がこの箇所から得た教訓は、神様の約束が私自身の人生で果たされるのを見てきた私にとって、私の心に留め置くべき珠玉の言葉です。神様はカレブが受け取った約束を見るまで四十五年という時間を与えました。神様の約束が果たされるため、そして、強い確信を持つためには、· チャレンジの最中でも神様の機会を探らなければならない· 主に心から従わなければならない· 神様の約束が果たされる神様のタイミングを信じなければならない。カレブが神様の約束を手にしたのはその約束を聞いた四十五年後でした。· 約束から目を逸らしてはいけない。神様の約束は単に私のためのものではなく、私の後に続く世代への」ものでもあることを忘れてはいけない。 · 自分のものになると約束されていることに対して、決して戦いをやめてはならない 人は、困難を目にすると、簡単に諦めてしまいます。自分もそうです。ただ神様がされることを探すだけではなく、神様の約束を信じる必要があります。カレブは約束された地にだけ目を向けていたわけではありません。彼は神様からの乳と蜜が流れる地の約束の言葉を知り、そしてそれに信頼していたのです。
適用:結果を見る前に神様のみことばに信頼することを学ばなければなりません。私は、神様のみことばが頼れるものであることを信じなければなりません。神様の約束はすべて真理であり、真実です。 私は、神様のタイミングと、神様が私の人生におけるみことばを果たされるための神様がいつ計画されたのか、甘んじていなければなりません。
祈り: イエス様、私はここに出てくるスパイのようにあなたの約束の中でのネガティブなものに目が行ってしまっているときがあります。私にどうか約束の地を偵察した中で神様の約束の真性さに確信を持ったカレブのような心の目を与えてください。私の前に置かれたチャレンジや障害物の中にある約束を見ることができるよう、私の目を開いてください。あなたのことばをはっきりと聞き、いつもあなたのみことばに信頼することができるよう私の耳を開いてください。あなたの約束に信頼することができるよう私を助けてください。そして、私の人生で、それらの約束がいつ果たされるのか教えてください。あなたのみことばに信頼するための強い確信を常に持つことがますように私を助けてください。アーメン!