必ず打ち勝つことができる

「そのとき、カレブがモーセの前で、民を静めて言った。「私たちはぜひとも上って行って、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます。」」(民数記 13:30)

私たちのモノの見方は私たちの言動に影響を与える。

主はモーセに告げられた。「人々を遣わして、わたしがイスラエルの子らに与えようとしているカナンの地を偵察させよ。父祖の部族ごとに一人ずつ、族長を遣わさなければならない。」

モーセは、主の命により、パランの荒野から彼らを遣わした。それで、彼らは上って行き、ツィンの荒野からレボ・ハマテのレホブまで、その地を偵察した。(民数記 13:1-3,17, 21)

四十日の終わりに、彼らはその地の偵察から戻った。

彼らはモーセに語った。「私たちは、あなたがお遣わしになった地に行きました。そこには確かに乳と蜜が流れています。そして、これがそこの果物です。ただ、その地に住む民は力が強く、その町々は城壁があって非常に大きく、そのうえ、そこでアナクの子孫を見ました。アマレク人がネゲブの地方に住んでいて、ヒッタイト人、エブス人、アモリ人が山地に、カナン人が海岸とヨルダンの川岸に住んでいます。」

そのとき、カレブがモーセの前で、民を静めて言った。「私たちはぜひとも上って行って、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます。」しかし、彼と一緒に上って行った者たちは言った。「あの民のところには攻め上れない。あの民は私たちより強い。」(民数記 13:25,27-31)

果たしてカレブとそれ以外の者たちの報告はどちらが正しいのだろうか?カレブは必ず打ち勝つことができると信じ、そのように行動し、打ち勝つことができた。

私たちが否定的な見方をすれば、私たちは否定的な行動をし、私たちが前向きな考え方をすれば、私たちは前向きに行動をする。

信仰についても同じことが言える。信じる者は救われ、信じない者は救われない。

私は主の言葉を信じたい。

愛する天のお父様、あなたを信じる者となることができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。