仮庵の祭
「あなたがたが、地の産物を集め終ったときは、七月の十五日から七日のあいだ、主の祭を守らなければならない。すなわち、初めの日にも安息をし、八日目にも安息をしなければならない。 あなたがたは七日の間、仮庵に住み、イスラエルで生れた者はみな仮庵に住まなければならない。 これはわたしがイスラエルの人々をエジプトの国から導き出したとき、彼らを仮庵に住まわせた事を、あなたがたの代々の子孫に知らせるためである。わたしはあなたがたの神、主である』」。(レビ記 23:39, 42-43)
仮庵の祭りは、過越際(ペサハ)と七週の祭(シャシャブオット)とともにユダヤ教三大祭の一つ。仮庵はヘブライ語でスコット(Sukkot)と言い、ユダヤ人の祖先がエジプト脱出のとき荒野で天幕に住んだことを記念し、第七の月(ティシュリ)の15日から7日間行われる。2024年は10月16日~10月23日だそうだ。
この祭りの際は、人々は木の枝で仮設の家(仮庵)を建てて住み、8日目にシャバット(安息日)を迎える。主が命じられたことをイスラエルの民は今日も守り行っている。
この祭の目的は、主がイスラエルの人々をエジプトの国から導き出したとき、彼らを仮庵に住まわせた事をイスラエルの代々の子孫に知らせるためである。
主の救いのわざである、救い主の誕生を記念するクリスマス、キリストの復活をお祝いするイースター、聖霊降誕と教会の始まりを記念するペンテコステの日、これらはどれもクリスチャンにとって主の良きわざを思い出す大切な記念日である。
個人的には洗礼を受けた日を毎年思い出して記念している。自分や家族の誕生日、結婚記念日、これらはどれも大切な日である。
私たちは主のなされたあらゆることを忘れないように、記念として覚え、その日が来る度に家族でお祝いしたい。
愛する天のお父様、あなたのなされた良いわざを忘れませんように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。