病について

「人がその身の皮に腫、あるいは吹出物、あるいは光る所ができ、これがその身の皮に重い皮膚病の患部のようになるならば、その人を祭司アロンまたは、祭司なるアロンの子たちのひとりのもとに、連れて行かなければならない。」(‭‭レビ記‬ ‭13‬:‭2‬)

古代、祭司は医者の務めを兼ねていた。今日の医師は国家試験に合格し免許を取得しないと治療することができない。

祭司が行った治療方法は至って単純であるが、診断と治療方法については主が与えられた。

「祭司はその身の皮の患部を見、その患部の毛がもし白く変り、かつ患部が、その身の皮よりも深く見えるならば、それは重い皮膚病の患部である。祭司は彼を見て、これを汚れた者としなければならない。 もしまたその身の皮の光る所が白くて、皮よりも深く見えず、また毛も白く変っていないならば、祭司はその患者を七日のあいだ留め置かなければならない。 七日目に祭司はこれを見て、もし患部の様子に変りがなく、また患部が皮に広がっていないならば、祭司はその人をさらに七日のあいだ留め置かなければならない。 七日目に祭司は再びその人を見て、患部がもし薄らぎ、また患部が皮に広がっていないならば、祭司はこれを清い者としなければならない。これは吹出物である。その人は衣服を洗わなければならない。そして清くなるであろう。」(‭‭レビ記‬ ‭13‬:‭2‬-‭6‬)

人間を創造し、人の体のことをよく理解されている主は病の診断や治療の仕方についてわかっておられる。創造主なる神こそ私たちの体のことをよくご存知である。

医療機関に定期的にお世話になる者として、医療従事者の働きに感謝しつつ、私たちのからだの創造者、保持者なる主に自分の身を委ねていきたい。

愛する天のお父様、あなたが私たちの体を守り、健康を与え、私たちに何をすべきか教えてくださいます。今日も自分の身をあなたに委ねます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。