恐れてはならない

聖句:

15 もしあなたがたがわたしを愛するなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです。
16 わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。
17 その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。
18 わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、あなたがたのところに戻って来るのです。
19 いましばらくで世はわたしを見なくなります。しかし、あなたがたはわたしを見ます。わたしが生きるので、あなたがたも生きるからです。
20 その日には、わたしが父におり、あなたがたがわたしにおり、わたしがあなたがたにおることが、あなたがたにわかります。
21 わたしの戒めを保ち、それを守る人は、わたしを愛する人はわたしの父に愛され、わたしもその人を愛し、わたし自身を彼に現します。」
22 イエスカリオテでないユダがイエスに言った。「主よ。あなたは、私たちにはご自分を現そうとしながら、世には現そうとなさらないのは、どういうわけですか。」

23 イエスは彼に答えられた。「だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。そうすれば、わたしの父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住みます。
24 わたしを愛さない人は、わたしのものではなく、わたしを遣わした父のことばなのです。
25 このことをわたしは、あなたがたとっしょにいる間に、あなたがたに話しました。
26 しかし、助け主、すなわち父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。
27 わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしててはなりません。恐れてはなりません。

(ヨハネ14:15−27)

観察:

            イエス様は、イエス様のことを愛していると言っている人たちとご自分との関係について語っています。イエス様のことを本当に愛しているという人の印は、イエス様の戒めを守っている人です。み父も、イエス様のことを愛する人を、愛されます。 さらに、イエス様はこう言っておられます。「 わたしの戒めを保ち、それを守る人は、わたしを愛する人はわたしの父に愛され、わたしもその人を愛し、わたし自身を彼に現します。」と。聖書には三位一体という言葉は使われていませんが、神様を愛する人たちの益となるよう、神様とイエス様そして聖霊が一体となって働かれるということが確かにこの箇所で読み取れます。 神様は神様を愛する人たちと一緒になって、主体的に働かれています。イエス様は、「だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。」とおっしゃっています。 従順は私のイエス様との関係において鍵となる要素です。 

            このクリスマスの季節、イエス様が私にイエス様の愛を思い起こさせてくださっていることに感謝します。この聖書箇所には、神様との愛に満ちた関係性に関する多くの約束をみることができます。 これらは2千年前にイエス様が弟子たちに語られたことなのですが、この言葉は、今日イエス様と歩む人たちのためのものでもあるのです。 

·     「 わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。」とイエス様は約束してくれています…真理の御霊。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、真理の御霊がその人のうちになければ、自分の力でイエスさを愛することのできる人は一人もいません。イエス様は、「わたしの戒めを保ち、それを守る人には、わたし自身を彼に現します。」と言われました。 イエス様は次のようにしてご自身を私たちに現してくださいます:

·      わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、あなたがたのところに戻って来るのです。

·      いましばらくで世はわたしを見なくなります。しかし、あなたがたはわたしを見ます。

·      わたしが生きるので、あなたがたも生きるからです。

·      わたしが父におり、あなたがたがわたしにおり、わたしがあなたがたにおることが、あなたがたにわかります。

·      わたしの戒めを保ち、それを守る人は、わたしを愛する人はわたしの父に愛され、わたしもその人を愛し、わたし自身を彼に現します。

·      助け主、すなわち父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。  

·      わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。These are such assuring words that drop from the mouth of Jesus. 

·      あなたがたは心を騒がしててはなりません。

·      恐れてはなりません。

何という約束の数々でしょう!何と確証に満ちた気づきでしょう!ですから、私は心を騒がすようなことがあってはならないのです。恐れてはいけないのです。人生の問題が私たちを支配することはありません。父なる神様、み子なる神様、そして御霊の神様が私たちとともにいてくださるゆえに、何かによって私たちがコントロールされてしまう様なことがあってはならないのです。このクリスマスの時期にかなった何と力に満ちたメッセージでしょうか。人生を前進させるための力を与えてもらい感謝です。   イエスカリオテでないユダがイエス様に尋ねました。「主よ。あなたは、私たちにはご自分を現そうとしながら、世には現そうとなさらないのは、どういうわけですか。」 イエス様はみわざをこの世に現されました。しかし、ご自分のことを慕い求める人たちにはご自分の神格を現されています。この世は、自分たちが楽しければそれでよく、イエス様との関係を望むことは決してありません、

適用:

           神様が私と一緒にいてくださること、そして、神様がイエス様との関係の中で働かれ、私を守ってくださっているという事実に驚かされます。私は決して一人ではないので、恐れてはいけない、自分の力ではどうしようもない様なことについて心配しすぎることはない、と自らに言い聞かせ続けます。私がコントロールできる範囲を超えてしまっていることに恐れたり心配したりする必要がないと、私のためにイエス様がご自身を現してくださっていることを知る信仰を持ち続けなければなりません。全能の神様と私は関係を持っています。それが一番大切なことです。

祈り:

            イエス様、あなたのみことばは命であり、私の心を照らす光です。あなたがどんなお方であるかを私に現してくださっていることの感謝を表すにはどんな言葉があっても足りません。私はずっと感謝の心を持ち続けます。私の人生においてあなたが忠実でいてくださることに感謝します。 自分の足りなさを何度も感じていますが、あなたのあわれみと恵が私に届くことで、あなたに信頼することを思い出させてくださっています。あなたとの歩みの中で、あなたが聖霊を送り、私の中にあなたの平安を与え残してくださっていることに感謝します。アーメン!