私たちが口にする言葉

「あなたがたの間では、聖徒にふさわしく、淫らな行いも、どんな汚れも、また貪りも、口にすることさえしてはいけません。また、わいせつなことや、愚かなおしゃべり、下品な冗談もそうです。これらは、ふさわしくありません。むしろ、口にすべきは感謝のことばです。」(エペソ人への手紙 5:3,4)

私たちは口で失敗しやすい生き物である。口で失敗しない人はいないだろう。

聖徒にふさわしい言葉を語るようにパウロは勧めた。聖徒とはクリスチャンのことで、キリストを愛する者たちである。キリストが私たちを愛してくださっているからこそ、私たちは愛にあふれ、喜びや平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制ある言葉を語ることができる。

そして淫らな行いに関わらないことだ。どんな汚れも、また貪りも口にしないようにしたい。私たちは表面的には立派なことを言うことがあっても、気が緩むとわいせつなことや、愚かなおしゃべり、下品な冗談を言いかねない。特に飲み会は気をつけなければならない。気が緩むし、不用意な言葉を口にしかねないからだ。

私たちが口にすべき言葉は、感謝のことばであり、不平不満ではない。家庭でも、夫婦間でも、不平不満を言ったら、感謝の言葉で締め括りたい。不平不満を放置しておくと、私たちの思考が乏しくなり、悲観的になってしまうから、気をつけなくてはならない。

愛する天のお父様、私たちの周りには不条理なことがたくさんあります。しかし私たちの考え方まで貧相になることがないように、あなたに感謝し、愛を表すことができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。