私たちに益を与える人

「彼はあなたに益を与えるための、神のしもべなのです。しかし、もしあなたが悪を行うなら、恐れなければなりません。彼は無意味に剣を帯びてはいないからです。彼は神のしもべであって、悪を行う人には怒りをもって報います。」(ローマ人への手紙 13:4)

私たちに益を与えるための神のしもべとがいる。そんなに有難い、嬉しい存在は誰か?

その有難い、嬉しい存在は、もし私たちが悪を行うなら恐れなければならない存在である。その人は剣を帯びているのだが、無意味に剣を帯びているわけではない。その人は神のしもべであって、悪を行う人には怒りをもって報いる存在である。

その人とは誰なのか?「上に立つ権威」である。私たちの上に立つ権威、つまり支配者や上司、またはリーダーと呼ばれる人たちである。

彼らは私たちに益を与えるための神のしもべであるからこそ、私たちはみな、上に立つ権威に従うべきなのである。

そして、神によらない権威はない。酷い上司や為政者も神によって立てられたのである。パウロはこう言っている。「存在している権威はすべて、神によって立てられているからです。したがって、権威に反抗する者は、神の定めに逆らうのです。逆らう者は自分の身にさばきを招きます。支配者を恐ろしいと思うのは、良い行いをするときではなく、悪を行うときです。権威を恐ろしいと思いたくなければ、善を行いなさい。そうすれば、権威から称賛されます。」(ローマ人への手紙 13:1,2,3)

もし私たちが上に立てられた権威を恐ろしいと思うのなら、私たちは善を行う必要がある。善を行うなら、権威から称賛されるからだ。

では善とは何か?神を信じ、神に従って一歩踏み出すことではなかろうか?神を信じて歩みたい。

愛する天のお父様、私の上に立てられた権威はあなたです。あなたに従い、そして自分の上に立てられた権威を尊敬し、あなたにあって権威に従うことができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。