みことばを宣べ伝える

「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。というのは、人々が健全な教えに耐えられなくなり、耳に心地よい話を聞こうと、自分の好みにしたがって自分たちのために教師を寄せ集め、真理から耳を背け、作り話にそれて行くような時代になるからです。(テモテへの手紙 第二 4:2,3,4)

みことばとは神の言葉である。それは聖書の言葉である。主は時が良くても悪くても、神の言葉をしっかり人々に伝えるように命じられた。

しっかり神の言葉を伝えるためには忍耐の限りを尽くす必要がある。神の言葉を伝えるのに思い通り、期待通りにいかないかもしれない。伝える相手も耳を傾けてくれないかもしれない。諦めずに神の言葉を伝えることが大切だ。

そして神の言葉の教えは大切である。聖書を理解するために健全な教えが必要である。偽教師や悪教師に惑わされないためにも、聖書を正しく教えることのできる人が求められている。

罪を責めること、あるいは戒めることも必要だ。罪は悔い改め、赦される必要がある。罪を放置しておかないためにも、罪が示され、愛をもって共に解決にもっていけると良い。

また日常生活の中で神の言葉に従うことができるように勧めたい。人々が健全な教えに耐えられなくなり、耳に心地よい話を聞こうと、自分の好みにしたがって自分たちのために教師を寄せ集め、真理から耳を背け、作り話にそれて行くような時代になるとパウロは警告した。耳に心地よい話や自分の好みが真理から遠ざかり、作り話に向いてしまうときに大きな問題となる。

聖書の言葉をしっかり学び、またしっかり教えていきたい。私たちに必要なのは真理だからである。

愛する天のお父様、どうぞ真理に目が開かれ、偽りや虚しい教えに惑わされることの無いようにお助けください。主イエス・キリストの御名によって、アーメン。