イエスを裏切ってしまった時

「そのとき、イエスを売ったユダは、イエスが罪に定められたのを知って後悔し、銀貨三十枚を祭司長、長老たちに返して、4 「私は罪を犯した。罪のない人の血を売ったりして」と言った。しかし、彼らは「私たちの知ったことか。自分で始末することだ」と言った。5 それで、彼は銀貨を神殿に投げ込んで立ち去った。そして、外に出て行って、首をつった。」
(マタイ27章3‐5節)

イスカリオテのユダはイエスを裏切ったことを後悔して自害してしまった。同じようにイエスの他の弟子たちもイエスを裏切り、彼らは気落ちしてガリラヤに帰ってしまった。漁師をしていた者たちは漁師の仕事に戻っている。

死から復活されたイエスはガリラヤの弟子たちの前に現れ、イエスは彼らに言われた。「さあ来て、朝の食事をしなさい。」弟子たちは主であることを知っていたので、だれも「あなたはどなたですか」とあえて尋ねる者はいなかった。」(ヨハネ21章12節)

彼らが食事を済ませたとき、イエスはシモン・ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたは、この人たち以上に、わたしを愛しますか。」ペテロはイエスに言った。「はい。主よ。私があなたを愛することは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの小羊を飼いなさい。」イエスは、シモン・ペテロに同じような質問を3回繰り返している。

ペテロは後にユダヤ人たち、また異邦人の間でイエスキリストを宣べ伝える者となり、多くの人々をキリストの元に導いた。ペテロを始め、他の弟子たちも殉教している。

イエスの弟子たちは全員イエスを裏切ったが、ユダ以外はみんなイエスの福音を宣べ伝える者となった。私たちももしかしたら、イエスを裏切り、教会を裏切り、親しい人たちを裏切ってしまうことがあるかもしれない。そんなとき、イエスは私たちに、「あなたは、この人たち以上に、わたしを愛しますか。」と問いかけられる。

そして主はそんな私たちに対して「私の羊を飼いなさい」と言われる。私たちにはイエス・キリストの福音をたずさえて、全世界の人々にもとに行き、福音を語り、信じる者に洗礼をさずけ、弟子とする使命を頂いたのだ。

主は裏切者たちを神の偉大なご計画のために用いられたのだから、罪深く、頼り甲斐のなく、平気で主や人々を裏切ってしまう私たちを用いて下さることに感謝して歩んでいきたい。

愛する天のお父様、あなたの憐みによって、罪深い私たちをあなたの偉大なご計画のために用いて下さいますから感謝します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。