感謝しほめたたえる

「神よ、わたしの心は定まりました。わたしの心は定まりました。わたしは歌い、かつほめたたえます。 わが魂よ、さめよ。立琴よ、琴よ、さめよ。わたしはしののめを呼びさまします。 主よ、わたしはもろもろの民の中であなたに感謝し、もろもろの国の中であなたをほめたたえます。 あなたのいつくしみは大きく、天にまで及び、あなたのまことは雲にまで及びます。 神よ、みずからを天よりも高くし、みさかえを全地の上にあげてください。」(‭‭詩篇‬ ‭57‬:‭7‬-‭11‬)

「感謝」とは、人や自然などから恵みや厚意を受けたことを「ありがたい」と思い、その気持ちを相手に表明すること、礼を言うことだ。そして「ほめたたえる」とは、立派さやすばらしさをほめ、いかに素晴らしいかを言葉を尽くして述べること。

この詩篇作者のダビデは主なる神に感謝し、ほめたたえた。ダビデは言った。「神よ、わたしの心は定まりました。わたしの心は定まりました。わたしは歌い、かつほめたたえます。 わが魂よ、さめよ。立琴よ、琴よ、さめよ。わたしはしののめを呼びさまします。 主よ、わたしはもろもろの民の中であなたに感謝し、もろもろの国の中であなたをほめたたえます。」

ダビデの置かれていた状況は、敵に囲まれた針の筵状態だった。「わたしは人の子らをむさぼり食らうししの中に横たわっています。彼らの歯はほこ、また矢、彼らの舌は鋭いつるぎです。 彼らはわたしの足を捕えようと網を設けました。わたしの魂はうなだれました。彼らはわたしの前に穴を掘りました。しかし彼らはみずからその中に陥ったのです。[セラ」(詩篇‬ ‭57‬:‭4‬, ‭6‬)

そんなシビアな状況下でダビデは心と思いを主に向け、主をほめたたえた。「あなたのいつくしみは大きく、天にまで及び、あなたのまことは雲にまで及びます。 神よ、みずからを天よりも高くし、みさかえを全地の上にあげてください。」

私たちも主に感謝し、主をはめたたえていきたい。

愛する天のお父様、あなたをほめたたえます。あなたのいつくしみは大きく、天にまで及び、あなたのまことは雲にまで及びます。 神よ、みずからを天よりも高くし、みさかえを全地の上にあげてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。