主に叫べ

「イスラエルの人々のミヅパに集まったことがペリシテびとに聞えたので、ペリシテびとの君たちは、イスラエルに攻め上ってきた。イスラエルの人々はそれを聞いて、ペリシテびとを恐れた。 そしてイスラエルの人々はサムエルに言った、「われわれのため、われわれの神、主に叫ぶことを、やめないでください。そうすれば主がペリシテびとの手からわれわれを救い出されるでしょう」。 そこでサムエルは乳を飲む小羊一頭をとり、これを全き燔祭として主にささげた。そしてサムエルはイスラエルのために主に叫んだので、主はこれに答えられた。 サムエルが燔祭をささげていた時、ペリシテびとはイスラエルと戦おうとして近づいてきた。しかし主はその日、大いなる雷をペリシテびとの上にとどろかせて、彼らを乱されたので、彼らはイスラエルびとの前に敗れて逃げた。」(‭‭サムエル記上‬ ‭7‬:‭7‬-‭10‬)

イスラエルはペリシテに悩まされていた。彼らはイスラエルを撃ち負かし、契約の箱を奪い去っていったからである。

その時イスラエルの指導者だったサムエルはイスラエルの全家に告げていった、「もし、あなたがたが一心に主に立ち返るのであれば、ほかの神々とアシタロテを、あなたがたのうちから捨て去り、心を主に向け、主にのみ仕えなければならない。そうすれば、主はあなたがたをペリシテびとの手から救い出されるであろう」。 

そこでイスラエルの人々はバアルとアシタロテを捨て去り、ただ主にのみ仕えた。 サムエルはまた言った、「イスラエルびとを、ことごとくミヅパに集めなさい。わたしはあなたがたのために主に祈りましょう」。 人々はミヅパに集まり、水をくんでそれを主の前に注ぎ、その日、断食してその所で言った、「われわれは主に対して罪を犯した」。サムエルはミヅパでイスラエルの人々をさばいた。(‭‭サムエル記上‬ ‭7‬:‭3‬-‭6‬)

イスラエルの人々のミヅパに集まったことがペリシテびとに聞えたので、ペリシテびとの君たちは、イスラエルに攻め上ってきた。イスラエルの人々はそれを聞いて、ペリシテびとを恐れた。

イスラエルの人々は必死になってサムエルに言った、「われわれのため、われわれの神、主に叫ぶことを、やめないでください。そうすれば主がペリシテびとの手からわれわれを救い出されるでしょう」。

イスラエルの人々は真剣に救いの神に祈った。サムエルは乳を飲む小羊一頭をとり、これを全き燔祭として主にささげた。動物のいけにえをもって礼拝をささげた。

サムエルがイスラエルのために主に叫ぶと、主はこれに答えられた。 サムエルが燔祭をささげていた時、ペリシテびとはイスラエルと戦おうとして近づいてきた。しかし主はその日、大いなる雷をペリシテびとの上にとどろかせて、彼らを乱されたので、彼らはイスラエルびとの前に敗れて逃げた。

イスラエルが神に叫んだ時に、神はイスラエルを救われた。私たちも何の手の打ちようがない状況におかれたら、主に叫びたい。いや、大ごとになる前に、いつも主を礼拝する者でありたい。

主よ、今日も私たちを憐れみ、私たちをお助けください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。