あふれるばかりに抱く愛

「わたしは大きな患難と心の憂いの中から、多くの涙をもってあなたがたに書きおくった。それは、あなたがたを悲しませるためではなく、あなたがたに対してあふれるばかりにいだいているわたしの愛を、知ってもらうためであった。」(‭‭コリント人への第二の手紙‬ ‭2‬:‭4‬)

主なる神は私たちに対して愛をあふれるばかりに抱いておられる。だから神が人となり、十字架で私たちのすべての罪の代価として死んでくださり、三日目には死人の中よりよみがえり、私たちに永遠のいのちと神の子どもという特権を与えてくださった。主なる神は見える形で私たちに愛を示してくださった。

人は患難に遭うと悲しみを感じる。感情的に辛く、心は憂いでいっぱいになる。愛する者たちが傷つき落胆し弱っている時、励ましの言葉をもって愛を表そうとするだろう。私たちは涙無しに励ましを伝えることはできないかもしれない。

愛に飢えている人々に愛を表すことは大切なことだ。私たちは愛に飢えていると、愛の求め方がぎこちなったり、思い描く形にならなかったりして軋轢が生まれることがある。相手が置かれた事情を汲んで愛を表すことができたら素晴らしい。

ぜひとも悲しみや憂いの中にいる人たちに愛をもって接する者となりたい。

愛する天のお父様、愛にあふれて悲しみの中にいる人々に接することができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。