主の約束はすべて実現する

「このように、主が、イスラエルに与えると、その先祖たちに誓われた地を、ことごとく与えられたので、彼らはそれを獲て、そこに住んだ。 主は彼らの先祖たちに誓われたように、四方に安息を賜わったので、すべての敵のうち、ひとりも彼らに手向かう者はなかった。主が敵をことごとく彼らの手に渡されたからである。 主がイスラエルの家に約束されたすべての良いことは、一つとしてたがわず、みな実現した。」(ヨシュア記‬ ‭21‬:‭43‬-‭45‬)

イスラエルがカナンの地に入って、ひとりも彼らに手向かう者はなく、四方に安息を賜わることができたのは、主が誓って約束されたことが実現したからである。主は真実なお方である。

さらに主なる神がイスラエルの家に約束されたすべての良いことは、一つとしてたがわず、みな実現したとは実に素晴らしい絵柄である。私たちの主は必ず約束を成就してくださるお方であることが証明された。

史実としてイスラエルは、この素晴らしい約束の実現の後、今日に至るまで周囲の国々から蹂躙され苦しめられた。民は離散し、ニ千年間国家を持てず、あらゆるところで迫害に遭った。1948年5月14日にイスラエルが独立宣言した翌日の15日には、それを認めないアラブ連盟が一斉にイスラエル領内に侵攻し、パレスチナ戦争(第1次中東戦争)が勃発した。中東情勢は依然として不安定できな臭いままだ。

イスラエルに対してひとりも彼らに手向かう者はなく、四方に安息を賜わることができたのは、ほんの僅かな時間で、数千年に及ぶ時の流れの中で苦しんできたのは、私たち人間すべてが直面せざるを得ない罪の問題がある。

罪の性質を抱える人間がこの地上にいる限りは、この地に悪は絶えない。真の安息は私たちが天の御国に行ってから与えられる。

私たちの希望は、主は真実なお方であり、良いお方であるということだ。まだ成就していない主の約束もやがて成就する。天の国に入る約束をしてくださった主に信頼して歩みたい。

愛する天のお父様、あなたの約束は真実です。あなたを信頼します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。