選ばれた尊い生ける石
「主は、人には捨てられたが、神にとっては選ばれた尊い生ける石である。」(ペテロの第一の手紙 2:4)
私たちの主は、石のような存在として比喩で表現されている。主イエスは人々に受け入れられ、尊ばれたことが少なく「人に捨てられた石」のような存在だった。人には捨てられたが、神にとっては選ばれた尊い生ける石であった。
ペテロは人々にチャレンジして言った。「この主のみもとにきて、あなたがたも、それぞれ生ける石となって、霊の家に築き上げられ、聖なる祭司となって、イエス・キリストにより、神によろこばれる霊のいけにえを、ささげなさい。」(ペテロの第一の手紙 2:4-5)
神は私たちを主と同じように「生ける石」と見てくださった。たとえ私たちも主と同様に人々に捨てられる石のような存在であっても、神にとっては選ばれた尊い存在、生きた働きである、霊の家に築き上げられる存在である。
「聖なる祭司」のように、神に喜ばれる、霊のいけにえをイエスキリストによってささげ、神と人とに仕えることができる。
私たちの価値は、神の目にとって、神の働きを担う、かけがえのない存在である。他人に捨てられるようなことがあっても、自分自身を捨てるようなことをしてはならない。私たちは神に選ばれた尊い、生ける石のような存在なのだから。
愛する天のお父様、あなたが私たちを選び、尊い存在とし、あなたの働きに関わり、築き上げらる者としてくださったことを感謝します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。