清い心と正しい良心と偽りのない信仰とから出てくる愛
「わたしのこの命令は、清い心と正しい良心と偽りのない信仰とから出てくる愛を目標としている。」(テモテへの第一の手紙 1:5)
パウロがテモテに命じたことは、「…エペソにとどまっていて、ある人々に、違った教を説くことをせず、 作り話やはてしのない系図などに気をとられることもないように、命じなさい。そのようなことは信仰による神の務を果すものではなく、むしろ論議を引き起させるだけのものである」(テモテへの第一の手紙 1:3-4)ということだった。
違った教え、つまり不正確な誤った教えは人々の考え方や行動に悪影響を与えることになる。某宗教団体の教えの中に誤ったものがあって信者たちは莫大な献金を強いられ、信者の家族や周りの人々がいかに苦しんできたかは連日報道されている通りである。
また作り話には倫理的に問題がある。話を面白く可笑しくするために、誇張したり、盛った話をしないように気をつけなければならない。自分も含めて過剰なリップサービスをして大変な目にあってきた人々を見てきている
また、果てしのない系図などは、該当しない者たちには意味ないものであり、該当者には単なる誇りでしかない。
パウロが清い心と正しい良心と偽りのない信仰とから出てくる愛を目標としていると述べた通り、私たちも、清い心、正しい良心、偽りのない信仰とから出てくる愛を目標として愛の中を生きていきたい。
愛する天のお父様、あなたの愛を感謝します。私の内に清い心、正しい良心、偽りのない信仰とから出てくる愛を増し加えてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。