眠っている人々について
「兄弟たちよ。眠っている人々については、無知でいてもらいたくない。望みを持たない外の人々のように、あなたがたが悲しむことのないためである。 わたしたちが信じているように、イエスが死んで復活されたからには、同様に神はイエスにあって眠っている人々をも、イエスと一緒に導き出して下さるであろう。」(テサロニケ人への第一の手紙 4:13-14)
眠っている人々とは、睡眠中の人ではなく、死んだ人々を指す。死んだ人々に対して復活の希望があるという話だ。死んで終わりではない。イエスを死からよみがえらせてくださった私たちの神は、イエスにあって眠っている人々をも、イエスと一緒に導き出して下さるとパウロは述べた。
この言葉に私たちは死後の復活の希望を抱く。主イエスを救い主として信じ、心に受け入れた者は死んでも復活を経て永遠の命に与ることができる。パウロが無知でいてもらいたくないと言ったように、ぜひこのことを知り、また希望を告白し、感謝し、喜んでいきたい。
私たちは死に対して恐れる必要はなく、絶望的な悲しみを感じる必要もない。
愛する天のお父様、私たちはイエスキリストにあって死から復活と永遠の命の希望を得ていることを感謝します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。