主を恐れることの恩恵

タイトル: 主を恐れることの恩恵

聖句:

“ハレルヤ。幸いなことよ主を恐れその仰せを大いに喜ぶ人は。

その子孫は地の上で勇士となり直ぐな人たちの世代は祝福される。

繁栄と富はその家にあり彼の義は永遠に堅く立つ。

直ぐな人たちのために光は闇の中に輝き昇る。主は情け深くあわれみ深く正しくあられる。

幸せなことよ。情け深く人に貸し自分に関わることを公正に扱う人は。

その人はとこしえまでも揺るがされない。正しい人はとこしえに覚えられる。

その人は悪い知らせを恐れず主に信頼して心は揺るがない。

その心は堅固で恐れることなく自分の敵を平然と見るまでになる。

彼は貧しい人々に惜しみなく分け与えた。彼の義は永遠に堅く立ち彼の角は栄光のうちに高く上げられる。”

詩篇 112篇1~9節

観察:

幸せに感じ、主をほめたたえる理由はたくさんあります。 詩篇の作者はここで、信仰者に幸をもたらすものを列挙しています。 その中で、人の人生に確実に幸をもたらすものが二つあります。 この二つは互いに深い関係性を持っています。 両方とも一方がなければ成り立たちません。 

         第一に、人は主に対する恐れを持たなければならないこと。そして、第二に、人は主のみことばの中に大きな喜びを見出さなければならないことです。 主を恐れるということは、すなわち、主のみことばに大きな喜びを見出すことにほかなりません。 私たちが神様のみことばに喜びを示すとき、それは神様を崇め、み名を讃えることになります。 それから得られる恩恵は、私たちを幸せにしてくれます。 人間は、自分のためになることをしたがります。 人は、自分が関わったことで得られる見返りを知りたがります。

         詩篇の作者は、主を恐れ、そのみことばに喜びを見出すことの恩恵を次のように並べています。

– その子孫は地の上で勇士となり直ぐな人たちの世代は祝福される。

– 繁栄と富はその家にある

– 彼の義は永遠に堅く立つ。

– 直ぐな人たちのために光は闇の中に輝き昇る。主は情け深くあわれみ深く正しくあられる。

– 幸せなことよ。情け深く人に貸し自分に関わることを公正に扱う人は。

– その人は主に信頼して心は揺るがない

– 悪い知らせを恐れない

– その心は堅固で恐れることがない

主を恐れることは、私たちの人生にこれらすべての霊的な恩恵をもたらします。 私は、すでに得られているすべての恩恵を忘れてはなりません。 私は、主を恐れ、主のみことばに喜びを見いだすよう歩み続けなければならないのです。

適用:

私は、主を恐れ、みことばに喜びを見出すことが必要であることに気づかずに、何度もイエスさまにいろいろな恩恵や祝福を求めてしまっていることが多々あります。今日、私は主を恐れ、みことばに喜びを見出すようにと心と思いをそこに定めます。 私は、神様を恐れ、神様の聖さの中を歩み、神様が喜ばれることをもって心と思いを満たすようなライフスタイルにコミットします。 私は、毎日、自分のディボーションをしつつ、主のみことばに喜びを見出し続けていきます。 

祈り:

 イエスさま、あなたを恐れ、あなたのみことばに喜びを見出すとはどういうことかを、これからも私に教え続けてください。 日々、あなたを尊ぶ思いと願いで私の心と思いを満たしてください。 私が、あなたを貶めるものに喜びを見出してしまっていることを赦してください。 私は日々、あなたを恐れつつ、聖く歩んでいきたいと思っています。 あなたのみことばを私の魂の喜びとすることができるよう、私を助けてください。 私に謙遜さを教えてください。そして、あなたを喜ばせ、あなたに栄光をもたらすことができるよう、私を導いてください。