主の命じられたすべての言葉

「主はこう仰せられる、主の宮の庭に立ち、わたしがあなたに命じて言わせるすべての言葉を、主の宮で礼拝するために来ているユダの町々の人々に告げなさい。ひと言をも言い残しておいてはならない。 彼らが聞いて、おのおのその悪い道を離れることがあるかも知れない。そのとき、わたしは彼らの行いの悪いために、災を彼らに下そうとしたのを思いなおす。」(エレミヤ書 26:2-3)

主がエレミヤに命じられたのは、主がエレミヤに命じて言わせるすべての言葉を主の宮で礼拝するために来ているユダの町々の人々に告げることだった。

エレミヤはその言葉を編集したり、まとめたり、加えても減らしてもならなかった。エレミヤは主が命じられたすべての言葉を告げるように命じられたのであり、ひと言をも言い残しておいてはならなかった。

その理由は、彼らが聞いて、おのおのその悪い道を離れることがあるかも知れない。そのとき、わたしは彼らの行いの悪いために、災を彼らに下そうとしたのを思い直すからであった。

だからエレミヤは、とても重要な役割を担っていた。預言者は神から預かった言葉を忠実に語らなければならなかった。

主はエレミヤに言われた。「あなたは彼らに言いなさい、『主はこう仰せられる、もしあなたがたがわたしに聞き従わず、わたしがあなたがたの前に定めおいた律法を行わず、 わたしがあなたがたに、しきりにつかわすわたしのしもべである預言者の言葉に聞き従わないならば、(あなたがたは聞き従わなかったが、) わたしはこの宮をシロのようにし、またこの町を地の万国にのろわれるものとする』」。

 祭司と預言者およびすべての民は、エレミヤが主の宮でこれらの言葉を語るのを聞いた。 エレミヤが主に命じられたすべての言葉を民に告げ終った時、祭司と預言者および民はみな彼を捕えて言った、「あなたは死ななければならない。 なぜあなたは主の名によって預言し、この宮はシロのようになり、この町は荒されて住む人もなくなるであろうと言ったのか」と。

民はみな主の宮に集まってエレミヤを取り囲んだ。 ユダのつかさたちはこの事を聞いて王の宮殿を出て主の宮に上り、主の宮の「新しい門」の入口に座した。祭司と預言者らは、つかさたちとすべての民に訴えて言った、「この人は死刑に処すべき者です。あなたがたが自分の耳で聞かれたように、この町に逆らう預言をしたのです」。 

その時エレミヤは、つかさたちとすべての民に言った、「主はわたしをつかわし、この宮とこの町にむかって、預言をさせられたので、そのすべての言葉をあなたがたは聞いた。 それで、あなたがたは今、あなたがたの道と行いを改め、あなたがたの神、主の声に聞き従いなさい。そうするならば主はあなたがたに災を下そうとしたことを思いなおされる。 見よ、わたしはあなたがたの手の中にある。あなたがたの目に、良いと見え、正しいと思うことをわたしに行うがよい。 ただ明らかにこのことを知っておきなさい。もしあなたがたがわたしを殺すならば、罪なき者の血はあなたがたの身と、この町と、その住民とに帰する。まことに主がわたしをつかわして、このすべての言葉をあなたがたの耳に、告げさせられたからである」。

 つかさたちと、すべての民とは、祭司と預言者に言った、「この人は死刑に処すべき者ではない。われわれの神、主の名によってわれわれに語ったのである」。 しかしシャパンの子アヒカムはエレミヤを助け、民の手に渡されて殺されることのないようにした。」(エレミヤ書 26:4-16, 24)

この時、エレミヤはつかさたちや祭司たちに殺されることはなかった。エレミヤは主に命じられたすべての言葉を主の宮で礼拝するために来ているユダの町々の人々に語り、彼らはエレミヤのことばを、主の名によって語ったものだと受け止めたからである。

私たちも主の言葉を語る時は、主が命じられたすべての言葉を語るようにしたい。

愛する天のお父様、あなたの言葉には不必要な言葉はありません。あなたの言葉をすべて語る者としてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。