はげか皮膚病か
男の髪の毛が抜け落ちるとき、それははげであって、彼はきよい。もし顔の生えぎわから髪の毛が抜けても、それは額のはげであって、彼はきよい。もしその頭のはげか額のはげに、赤みがかった白い部分があるなら、それは頭のはげに、あるいは額のはげに生じたツァラアトである。(レビ記 13:40-42)
男性の髪の毛が薄くなるのは自然の摂理であり、年齢と共にどうなるのか、その歳になってみないとわからない。もちろんストレスも脱毛の一因となり得る。薄毛は男女関係なく個人差もあるが、やはり高齢化してゆく男性に多く見られる傾向ではなかろうか。
さて抜毛であるが、男性の額の生え際から髪の毛が抜け落ちるのなら、それはハゲであり、きよい。
きよいとは、汚れていないということで、病に冒されておらず、正常であり、自然状態にあるという意味だろう。
もし何かしら異常が発生したら、当時は医師の役割も果たしていた祭司のところに行った。「祭司は彼を調べる。患部の腫れものが、頭のはげ、あるいは額のはげの部分で、からだの皮膚にあるツァラアトに見られるような、赤みがかった白色であれば、彼はツァラアトに冒された者であって、この者は汚れている。祭司は彼を汚れていると必ず宣言する。その患部が頭にあるからである。患部があるツァラアトに冒された者は自分の衣服を引き裂き、髪の毛を乱し、口ひげをおおって、『汚れている、汚れている』と叫ぶ。その患部が彼にある間、その人は汚れたままである。彼は汚れているので、ひとりで住む。宿営の外が彼の住まいとなる。」(レビ記 13:40-46)
ツァラアトは重い皮膚病。主に皮膚や末梢神経を侵され、放置すると顔や手足の変形などの後遺症が残ることがあるが、現代では早期に治療すれば完治し、後遺症を残さない。かつて「らい病」と呼ばれ、その強い感染力への誤解から強い偏見と差別、強制隔離が行われいた。
イスラエルの民の中にもツァラアト患者は、当時治り難い病だったため、隔離され、社会から断絶していた。『汚れている、汚れている』と叫ぶのは、自らを断絶させ、人を近づけない措置であったため、精神的な苦痛を味わされた。
私たちの主は癒し主である。主イエスは多くのツァラアト患者を癒やされた。私たちが様々な病に苦しむ時、主が私たちと共にいて慰め、私たちの心を愛と喜び、平安で満たしてくださる。
愛する天のお父様、あなたは御子イエスの十字架の贖いにより信じる私たちをきよめてくださり、あなたの子どもとしてくださいました。ありがとうございます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。
