他人の足を洗う

「主であり、師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのであれば、あなたがたもまた、互いに足を洗い合わなければなりません。わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、あなたがたに模範を示したのです。まことに、まことに、あなたがたに言います。しもべは主人にまさらず、遣わされた者は遣わした者にまさりません。これらのことが分かっているなら、そして、それを行うなら、あなたがたは幸いです。(ヨハネの福音書 13:14-17)  

主であり、師であるイエスが弟子たちの足を洗われた。足は汚れ臭い。「しもべは主人にまさらず、遣わされた者は遣わした者にまさらない」ものだから、イエスが弟子たちの足を洗ったことは「主人がしもべにしたこと」になる。

世の中の価値観や世の中のシステムでは、しもべが主人に仕えるものである。だから主人がしもべに仕えるのは、世の価値観と逆行しており、多くの人たちにとって馴染みがない。

しかしイエスは弟子たちの足を洗い、主人がしもべに仕える姿を見せられ、弟子たち、また私たちに対して同じように仕えなさいと言われた。

私たちは他人の足を洗い、また他人に必要のために仕え、自分自身の快適さを後回しにすることはできるだろうか?

私は自分本位で考え、行動してしまうことが多い。もう一つ他人のことを考える時間が必要だ。

愛する天のお父様、もう少し他人に意識を向けることができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。