私を贖う方は生きておられる

「私は知っている。私を贖う方は生きておられ、ついには、土のちりの上に立たれることを。」(ヨブ記 19:25)

ヨブは苦しみの中を通らされた。家族や財産を失った苦しみに加えて身体中を悪性の腫物で覆われ、ヨブにとっては友人たちから理解を得られないことが何よりも苦しみとなった。

テマン人エリファズが話し始めた。「私の見てきたところでは、不法を耕して害悪を蒔く者が、自らそれらを刈り取るのだ。」(ヨブ記 4:8)。次に、別の友人であるシュアハ人ビルダデが答えた。「いつまで、あなたはこのようなことを語るのか。あなたが口にすることばは激しい風だ。」(ヨブ記 8:2)と。さらに別の友人、ナアマ人ツォファルが答えた。「ことば数が多ければ、言い返されないだろうか。人は唇で義とされるのだろうか。あなたの無駄話は、人を黙らせるだろうか。あなたが嘲るとき、あなたに恥を見させる者はいないのだろうか。」(ヨブ記 11:1-3)

ヨブが頼りにできるのは、もはや贖い主である神しかいなかった。「私は知っている。私を贖う方は生きておられ、ついには、土のちりの上に立たれることを。」

私たちの贖い主は、今も生きて働いておられる。そしてやがて私たちを迎えにこの地に来られ、土のちりの上に立たれる。私たちは見離された存在ではない。主は私たちを救い、問題から贖ってくださる。この主に感謝したい。

愛する天のお父様、あなたは私たちを購う方。あなたは生きておられ、私たちを救ってくださり、私たちのところに来てくださるを私たちは知っています。ありがとうございます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。