主の教育と訓戒による子育て
「父たちよ。自分の子どもたちを怒らせてはいけません。むしろ、主の教育と訓戒によって育てなさい。」(エペソ人への手紙 6:4)
子どもたちとは、小さい頃から多くの時間を過ごし、様々なチャレンジを共に乗り越えて来た仲間だ。当然親たちの力ですべて出来たわけではない。様々な方々の助けを得、また主の助けにより子どもは育ってきた。
自分の子どもたちが言うことを聞かず、思い通りにならず、イライラしたり、頭に来たとき、私たちは子どもたちを怒らせることなく接したり、また激しい言葉を持って責め立てたり、無視したり、冷たい態度を取り、子どもたちの心を傷つけてしまうことなく愛を持って接することが出来なかったこともある。
このエペソ6:4の言葉が私の心に突き刺さる。「父たちよ。自分の子どもたちを怒らせてはいけません。むしろ、主の教育と訓戒によって育てなさい。」
主の教育、訓戒とはどのようなものなのか?主が私たちと関わってくださるように自分の子ども、あるいは他人と関わることのような気がする。
子どもにとって最善なことは、子どもが愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制という御霊の実を結ぶことだ。子どもたち、あるいは周囲の人たちがこのような実を結ぶように教育出来たらよい。
また訓戒は肉のわざと言われる、淫らな行い、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、泥酔、遊興、そういった類のもの(ガラテヤ人への手紙 5:19-21)から離れて生きることができるように勧めることではないか。
肉のわざは強い。しかし私たちが神を信頼して歩むなら御霊の実を結ぶことができる。
愛する天のお父様、あなたは私たちを愛してくださっています。あなたは私たちを教育し、訓戒してくださっています。その道に従って自分の子どもたちを育てることができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。