タイトル: すべて主が命じられたとおりにしようという心
タイトル: すべて主が命じられたとおりにしようという心
聖句:
“主はノアに言われた。「あなたとあなたの全家は、箱舟に入りなさい。この世代の中にあって、あなたがわたしの前に正しいことが分かったからである。 あなたは、すべてのきよい動物の中から雄と雌を七つがいずつ、きよくない動物の中から雄と雌を一つがいずつ、 また空の鳥の中からも雄と雌を七つがいずつ取りなさい。それらの種類が全地の面で生き残るためである。 あと七日たつと、わたしは、地の上に四十日四十夜、雨を降らせ、わたしが造ったすべての生けるものを大地の面から消し去る。」 ノアは、すべて主が彼に命じられたとおりにした。” 創世記 7章1~5節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
観察:
ノアは、神様の言葉を否定する人たちが体勢をしめる時代に生きていました。その人たちに神様は怒りを覚えます。彼らは主に敵対し、自分の目に正しいと思うことならなんでもやっていました。しかしながら、神様は、そんな人たちとは違う生き方をしている人をその中に見出しました。それが、ノアという人物です。彼は神様の目に正しいことをする心を持っていました。
ノアは方舟を作るように神様から命じられます。それを作るのに120年もかかりました。そして、神様はノアに、方舟に乗る前に、各々の動物たちの番いを集めるよう言われました。これは、困難な仕事です。全ての種類の動物を集めることはとても難しいことでした。神様がやれと命じられていたとしても、誰がそのような命令に従おうとするでしょう。それは人の目には不可能な仕事です。ノアにとってどんなに難しく思えても、神様の指示に従わなければなりませんでした。
動物たちの番いを集め、方舟の中に入れると程なく、神様はノアに「あなたとあなたの全家は、箱舟に入りなさい。この世代の中にあって、あなたがわたしの前に正しいことが分かったからである。」と言われました。ノアはその時代で、他の人たちとは違い神様の前に正しい人であるとされた基準とはなんだったのでしょうか。
創世記の著者はそれに対する答えに対するヒントを記しています。「ノアは、すべて主が彼に命じられたとおりにした。」これこそが、神様が人を正しいとされる基準です。ノアが主に命じられたことのすべてを、命じられた通りにしたその従順さが、神様が彼をして正しいとした鍵となる要素でした。
2025年、新年の今、私は韓国のソウルのスタバに座っています。そして、そこで、今年、神様との歩みで私がすべきことを教わった気がします。それは、私が、神様が私に求めてられていることのすべてをしていくという従順さに、自分の心を据えていなければならないとうことです。これは、とてもチャレンジングなことです。時に、私は忠実で従順でいられていないことがあります。ノアのように、神様が私にして欲しいと思われていること、それがどんなに難しく、骨が折れ、チャレンジングであったとしても、それらすべてをやっていけるようになりたいと思います。
今年、私が人生でみことばを果たしていくためのみこころを私に授け、助けてくださるのは神様であるということを私は知っています。私は自分の力や知恵だけでそれらをしていくことは決してできません。2025年に神様の私へのみこころを果たすためには神様の知恵と力が必要です。
適用:
今年、私は、イエス様との歩みの中で、従順さをもって歩んでいきたいと思います。そして、私は、イエス様に喜んでもらえるように、イエス様が私にして欲しいと思われているすべてのことを成し遂げていきたいです。その従順さの中でのイエス様との旅路というのは 、私が、神様の知恵と教えを求め、神様に自分の心と計画をゆだれるときのみ可能になります。イエス様と歩み、イエス様に仕えながら、日々神様に信頼し続けます。
祈り:
天のお父様、ノアのようにあなたのみこころに忠実で従順な心を私に与えてください。私を導き、あなたのみこころを私に明確にし 、みこころに従うためにそれを私に知らしめてください。あなたの聖霊が私のうちにあなたのみことばを成就させてくれるよう、あなたに求めていきます。私の道を照らす光、私の足のともしびであるあなたのみことばに感謝します。あなたが私を導くことがなんであれ、それを喜んでやっていきます。私には、私を教え、導くあなたの御霊が日々必要です。イエス様のみ名によって。アーメン!