疲労とストレス
「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすれば、たましいに安らぎを得ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」(マタイの福音書 11:28-30)
今日の世の中だけではなく、時に始まりからそうであるが、国や文化に関係なく、世界中どの時代にも疲れた人や重荷を負っている人がいる。
今日は成果主義の考え方が重視され、スピードや効率性、または効果性が求められるため、人々は負荷が重くのしかかる労働環境で仕事している。ブラックな環境では就労者たちの健康は軽視されている。またエンターテイメントの世界もスマホで動画やゲームは、私たちのストレス解消に一時的に役立つだろうが、長期間の使用は脳内疲労や肩こりや腱鞘炎などを引き起こす。
様々な依存は、私たちが感じる苦痛への、ある種の対処療法であり、自分自身を保つ手段であるが、「やめたくても、やめられない」ところが厄介であり、それらは通常、二次的弊害をもたらす。
体の疲れや重荷が、休息によって回復してゆくように、精神的疲労感やしんどさも休息が必要であり、メンタルトレーニングも必要だ。
イエスは「わたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」と言われた。イエスはご自身から学びなさいと言われた。イエスは神の御子であり、その言葉は神の言葉、真理である。私たちは聖書の言葉と聖霊の助けを得て、心の疲れを癒やしていただきたい。
愛する天のお父様、あなたの言葉と、あなたの知恵を感謝します。今日もあなたの言葉にある真理によって私たちの疲れを取り除き、重荷を取り去ってください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。