主に引きおろされることがないように

「見よ、わたしはあなたを国々のうちで 小さい者とする。 あなたはひどく卑しめられる。 岩のはざまにおり、高い所に住む者よ、 あなたの心の高ぶりは、あなたを欺いた。 あなたは心のうちに言う、 「だれがわたしを地に引き下らせる事ができるか」。 たといあなたは、わしのように高くあがり、 星の間に巣を設けても、 わたしはそこからあなたを引きおろすと主は言われる。」

(オバデヤ書 1:2-4)

エドムという国がかつてあった。死海の南にある山地であり、「セイルの地」「セイル山」とも呼ばれる場所であった。エドムはヤコブの兄弟であるエサウの子孫たちが住む国だった。

エドムの心は高ぶり、そして心のうちに言った。「だれがわたしを地に引き下らせる事ができるか」と。すると主は言われた。「たといあなたは、わしのように高くあがり、 星の間に巣を設けても、 わたしはそこからあなたを引きおろす」と。

主は心高ぶる者を忌み嫌われる。もし私たちがエドムのように自ら謙らないのなら、主は「わたしはそこからあなたを引きおろす」と言われる。

主が引き下ろすとは恐ろしいことである。祝福を与え、私たちを高めてくださる方が私たちを引き下ろされるのなら、私たちはどこに、誰に希望を置くことが出来ようか?

主に引き下ろされる前に、主の前に謙りたい。

愛する天のお父様、あなたの前に謙らなければなりません。自分の我に死に、あなたの前に謙ることを教えてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。