タイトル: 大人になる時だ!

タイトル: 大人になる時だ!

聖句:”ですから私たちは、キリストについての初歩の教えを後にして、成熟を目指して進もうではありませんか。死んだ行いからの回心、神に対する信仰、 きよめの洗いについての教えと手を置く儀式、死者の復活と永遠のさばきなど、基礎的なことをもう一度やり直したりしないようにしましょう。 神が許されるなら、先に進みましょう。 一度光に照らされ、天からの賜物を味わい、聖霊にあずかる者となって、 神のすばらしいみことばと、来たるべき世の力を味わったうえで、 堕落してしまうなら、そういう人たちをもう一度悔い改めに立ち返らせることはできません。彼らは、自分で神の子をもう一度十字架にかけて、さらしものにする者たちだからです。 たびたび降り注ぐ雨を吸い込んで、耕す人たちに有用な作物を生じる土地は、神の祝福にあずかりますが、 茨やあざみを生えさせる土地は無用で、やがてのろわれ、最後は焼かれてしまうのです。 だが、愛する者たち。私たちはこのように言ってはいますが、あなたがたについては、もっと良いこと、救いにつながることを確信しています。 神は不公平な方ではありませんから、あなたがたの働きや愛を忘れたりなさいません。あなたがたは、これまで聖徒たちに仕え、今も仕えることによって、神の御名のために愛を示しました。 私たちが切望するのは、あなたがた一人ひとりが同じ熱心さを示して、最後まで私たちの希望について十分な確信を持ち続け、 その結果、怠け者とならずに、信仰と忍耐によって約束のものを受け継ぐ人たちに倣う者となることです。” ヘブル人への手紙 6章1~12節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

観察:
            信者たちは、霊的に成長するように、そして、神様に仕えるにあたって正しい選択をするよう召されています。私たちのチャレンジは、固い決心のもとイエス様と共に前進していく代わりに、同じ場所で行ったり来たりしてしまっていることです。時々、信者の多くは、キリストについての初歩的な教えから先に進もうとせず、成熟したクリスチャンを目指しての歩みを進めていません。

キリスト教についての初歩的レベルにとどまり続けるのではなく、私たちが生きるべき人生やキリストについて学ぶことはいくら学んでも足りないぐらいたくさんあります。

私たちは、キリストについての初歩の教えを後にして、成熟を目指して行くようにと呼びかけられています。停滞してしまうことの危険性は、イエス様が私たちに用意してくれていることの豊さについて経験する機会を逃してしまうことです。この著者のメッセージは明快です。「一度光に照らされ、天からの賜物を味わい、聖霊にあずかる者となって、 神のすばらしいみことばと、来たるべき世の力を味わったうえで、 堕落してしまうなら、そういう人たちをもう一度悔い改めに立ち返らせることはできません。 」
            要すれば、著者が言わんとしていることは、もし、私たちが本当の意味で成熟したクリスチャンになろうと成長するのであれば、堕落してしまうことなどあり得ないと言っているのです。しかし、堕落してしまった人たちにとって、再度、悔い改めに立ち返ることは容易なことではありません。人が一度光に照らされたならば、

彼らは天にある賜物、すなわちイエス様を味わうことになるということ。そして、その人は、聖霊との関係をシェアすると。彼らは、前進すべきため、神様のみことばの素晴らしさと、来るべき世の力を味わいました。しかし、悲しく不幸なことに、その全てから離れてしまう人が出てきたのです。            また、著者は二種類の土地をたとえに、彼の思いをシェアしています。

降り注ぐ雨を吸い込んで、耕す人たちに有用な作物を生じる土地は、神様の祝福にあずかりますが、 茨やあざみを生えさせる土地は無用で、やがてのろわれ、最後は焼かれてしまうのです、と。            成熟に向けて成長していく信者は、

降り注ぐ雨を吸い込んで、耕す人たちに有用な作物を生じる土地のようです。 しかし、茨やあざみを生えさせる土地や人生は無用だと。この著者からの最後の励ましの部分は、忠実であること、そして、成熟を目指して成長し続けようという、力に満ちた私たちへの注意喚起です。私たちを成長させ成熟したクリスチャンにしてくれるのは次の三つです:·      神様は決してあなたのはたらきを忘れてはいません。あなたが仕える人たちが覚えてようが、そうでなくても、

神様はあなたのしていることをいつも覚えておられます。神様は不公平なかたではありません。あなたの働きや、あなたがこれまで聖徒たちに仕え、今も仕えることによってあなたが示した愛を忘れてはいません。·      

最後まで同じ熱心さを示すこと。決して、怠けたり、諦めたりしはいけない。  一人ひとりが同じ熱心さを示して、最後まで私たちの希望が現実のものとなるという確信を持ち続けて欲しい。·      

信仰と忍耐によって約束のものを受け継ぐ人たちに倣う者となること。適用:             信仰のうちに成長の助けといなる機会を逃してはいけません。時々、初歩的な教えや自分に馴染みがあることだけにしがみついていることはとても快適です。私が他の人たちへの祝福となれるよう、主にあって成長し続ける努力をしていきます。

祈り:

            天のお父様、常に学び続け、成熟を目指して成長していくことの価値について私に教えてくださり感謝します。時々、私は怠けてしまっていることがあります。どうか、あなたとの関係のすべての側面において深く掘り下げ、成長することができるよう教えてください。大切なことそしてあなたが喜ばれることに私がフォーカスしていけることができますように。アーメン!