偏見なく不公平なく

「わたしは、神とキリスト・イエスと選ばれた御使たちとの前で、おごそかにあなたに命じる。これらのことを偏見なしに守り、何事についても、不公平な仕方をしてはならない。」(テモテへの第一の手紙 5:21)

パウロが偏見なしに守り、何事についても不公平な仕方をしてはならないと言った事ごとは何を指しているのだろうか?

老人をとがめないこと、若い男には兄弟に対するように、 年とった女には母親に対するように、若い女には、真に純潔な思いをもって、姉妹に対するように勧告すること、真にたよりのないやもめたちをよくしてあげ、宣教と教えとのために労し良い指導している長老には二倍の尊敬を与え、罪を犯した者に対しては、すべての人の前でその罪をとがめること(5:1-3, 17, 20)などである。

私たちの周りにはさまざまな人たちがいる。私たちが偏見の目で見たり、また不公平な扱いをすると、接し方や考え方において本来あるべき姿を見失い、間違いを犯してしまう。だからこそ、人々のありのままの姿を受け入れることができるように主に祈りたい。

愛する天のお父様、私たちの思いや心の中に傷や歪みや色眼鏡があるなら、どうかあなたが私たちの心を癒し、健全な目を養うことができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。