自分自身と他人への考え方

「何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。それぞれ、自分のことだけでなく、ほかの人のことも顧みなさい。」(ピリピ人への手紙 2:3,4)

私たちは自分自身に対して、また他人に対してどのような考え方を持つべきだろうか?

先ず自分自身に対しては、何事も利己的な思いや虚栄心を捨てて、へりくだることである。利己的な思いは私たちの行動に現れる。自分の利益ばかり考えている人は、当然人間関係が破綻する。虚栄心の激っている人は、周囲の人々が呆れてしまう。今の自分自身のあるがままを受け入れて感謝できると様々な問題から免れる。

また他人に対して、自分より優れた者と考えることができたら、どんなに楽になれるだろうか?周りの人は、必ず自分にない良い部分、優れた面を持っている。だからそこに着目し、自分が優れている部分に目を向けないのである。

そして自分のことだけでなく、他の人のことも顧みることは、他人の必要、他人の苦しみや辛さに目を向け、共に考えることが出来たら素晴らしい。なぜなら、自分が苦しい時、誰かにその苦しさを聞いてもらいたいからだ。

イエスキリストは私たちの悲嘆に耳を傾け、私たちから離れることなく、一緒にいてくださる。いつでも、そしていつまでも直ぐ傍に、あるいは私たちの心の中に住んでくださる。

自分の考え方を変えていきたい。

愛する天のお父様、あなたは私の気持ちをよくご存知です。私たちの考え方が健全なものへと変えてくださいます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。