人を変える3つの富
「ああ、このような事を行う者どもをさばきながら、しかも自ら同じことを行う人よ。あなたは、神のさばきをのがれうると思うのか。 それとも、神の慈愛があなたを悔改めに導くことも知らないで、その慈愛と忍耐と寛容との富を軽んじるのか。」(ローマ人への手紙 2:3-4)
慈愛と忍耐と寛容という富は人を変える力がある、
パウロは私たちに他人をさばいてはならない、と言った。すべての人間が他人をさばいたことがあり、また今もさばくところがある。
他人をさばく時、私たちも同じことをしている。自分が正しいと思っている人は、神の基準から判断しているのではない。なぜなら、すべての人は罪を犯したと聖書は言っているからである。
断罪は何もならない。自分こそ神のさばきに合う身であり、裁判官ではないからだ。むしろ聖書は神の慈愛に焦点を当てている。神は罪人をさばく前に慈愛を持って私たちに接してくださる。さばきは人を変えないが、慈愛が人を変えるからだ。
神の慈愛は私たちを悔い改めへと導く。私たちがさばく厳しい断罪の言葉ではない。慈愛も忍耐も寛容も富である。この素晴らしい富を大切にしたい。
愛する天のお父様、あなたの慈愛を感謝します。あなたは私のすべての罪を赦してくださいました。私はあなたのために生きます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。