あらゆるときに主をほめたたえる
「私はあらゆるときに主をほめたたえる。私の口には いつも主への賛美がある。私のたましいは主を誇る。貧しい者はそれを聞いて喜ぶ。」(詩篇 34:1,2)
つい気分が上がったり、高揚すると主をほめたたえるのが私たちで、気分が落ち込むと賛美する気になれない。
ただ賛美は私たちと情緒的状態に左右されるものではない。アビメレクの前に狂人を装ったダビデは、賛美する気分ではなかったかもしれないが、
ダビデは神に対して罪を犯すことなく、また自分の命を狙うサウル王から身の安全を得るために取った行動が、自分を匿ってくれそうな人たちの前でおかしくなったかのようにふるまい、捕らえられて気が変になったふりをし、門の扉に傷をつけたり、ひげによだれを垂らしたり(サムエル記 第一 21:13)する行動だった。ダビデが演技をしたということは理性を失っていないという証拠だ。
ダビデは、アビメレクのもとを去って、神を賛美した。自分の身に危険が迫る時、私たちも主をほめたたえ、主を賛美し、主を誇りたい。
私たちが賛美する時、貧しい人たち、力なく弱い人たちが賛美を聞いて喜び、励まされる方法で賛美したい。
愛する天のお父様、あなたをほめたたえます。あなたを賛美します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。