最も大切なこと
「そこで、この律法学者はイエスに言った、「先生、仰せのとおりです、『神はひとりであって、そのほかに神はない』と言われたのは、ほんとうです。 また『心をつくし、知恵をつくし、力をつくして神を愛し、また自分を愛するように隣り人を愛する』ということは、すべての燔祭や犠牲よりも、はるかに大事なことです」。 イエスは、彼が適切な答をしたのを見て言われた、「あなたは神の国から遠くない」。それから後は、イエスにあえて問う者はなかった。」(マルコによる福音書 12:32-34)
イエスの時代、律法学者はモーセの律法をよく学び、それを民に教えていたが、必ずしも全員が正しい理解をしていたわけではなかった。
律法学者の中に、イエスの教えをしっかり理解している者がいて、イエスのもとに来て、「『神はひとりであって、そのほかに神はない』と言われたのは、ほんとうです。 また『心をつくし、知恵をつくし、力をつくして神を愛し、また自分を愛するように隣り人を愛する』ということは、すべての燔祭や犠牲よりも、はるかに大事なことです」と述べた。
イエスは、彼が適切な答えをしたのを見て「あなたは神の国から遠くない」と言われた。聞いて嬉しい一言である。
私は神の言葉をどのように理解しているだろうか。心から神の言葉に同意し、重要視し、それに基づいて生きているだろうか?
イエスが言われた最も大切な戒めである、心をつくし、知恵をつくし、力をつくして神を愛すること、また自分を愛するように隣り人を愛することを実施する者となりたい。
愛する天のお父様、あなたの愛を感謝します。私も心をつくし、知恵をつくし、力をつくして神を愛し、また自分を愛するように隣り人を愛することができるようにお助けください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。