風林火山

「わが神よ、彼らを巻きあげられるちりのように、風の前のもみがらのようにしてください。 林を焼く火のように、山を燃やす炎のように、 あなたのはやてをもって彼らを追い、つむじかぜをもって彼らを恐れさせてください。」(‭‭詩篇‬ ‭83‬:‭13‬-‭15‬)

イスラエルに敵対する者たちは、神の民に敵対することを表し、それは神ご自身に対して敵対することを表す。

詩篇の作者は神に言った。「見よ、あなたの敵は騒ぎたち、あなたを憎む者は頭をあげました。 彼らはあなたの民にむかって巧みなはかりごとをめぐらし、あなたの保護される者にむかって相ともに計ります。 彼らは言います、「さあ、彼らを断ち滅ぼして国を立てさせず、イスラエルの名をふたたび思い出させないようにしよう」。」(‭‭詩篇‬ ‭83‬:‭2‬-‭4‬)

そして神にお願いして言った。「わが神よ、彼らを巻きあげられるちりのように、風の前のもみがらのようにしてください。 林を焼く火のように、山を燃やす炎のように、 あなたのはやてをもって彼らを追い、つむじかぜをもって彼らを恐れさせてください。」(‭‭詩篇‬ ‭83‬:‭13‬-‭15‬)

主なる神が敵を討つ時も風林火山を用いて恐れを与えられるように祈っている背後には、神の民の名を人々が思い出さないように、敵なる悪魔はあの手この手を用いてきた歴史がある。ユダヤ人の粛清もクリスチャンへの迫害もサタンの試みである。

神が敵を巻きあげられるちりのように、風の前のもみがらのように、 林を焼く火のように、山を燃やす炎のように、 あなたのはやてをもって彼らを追い、つむじかぜをもって彼らを恐れさせ、神の民を救ってくださるように祈りたい。

愛する天のお父様、あなたの民を守り、また苦役や迫害からお救いください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。