見捨てない
「あなたの兄弟の牛、または羊の迷っているのを見て、それを見捨てておいてはならない。必ずそれを兄弟のところへ連れて帰らなければならない。」(申命記 22:1)
迷っている牛や羊がいたら、見捨てずに飼い主のところに連れて行くようにと神はイスラエルの民に命じられた。当然に思えることをあえて律法の中に入れていることが興味深い。
もしかしたらその背景には、迷子の牛や羊を持ち主の元に連れ戻さず、無関心を装ったり、自分のモノのように横取りするなど、身勝手な扱いをするような罪深さがあったからかもしれない。
困った人がいたり、弱い立場におかれて酷い目にあっている人を見かけたら、私たちは見捨てずに、できることをすることが大切だ。具体的に何をどうするかは神に伺うしかない。
私は随分親切な人たちに助けられてここまで来た。困った時に私たちに手を差し伸べてくれた人たち、ピンチを救ってくれた恩人たちのことを覚え、感謝の気持ちを忘れてはならない。
愛する天のお父様、あなたが親切な人たちを私たちの周りにおいてくださり、ありがとうございます。あなたは実に良いお方です。感謝します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。