正しい秤
「あなたの袋に大小二種の重り石を入れておいてはならない。 あなたの家に大小二種のますをおいてはならない。 不足のない正しい重り石を持ち、また不足のない正しいますを持たなければならない。そうすればあなたの神、主が賜わる地で、あなたは長く命を保つことができるであろう。 すべてこのような不正をする者を、あなたの神、主が憎まれるからである。」(申命記 25:13-16)
重り石や枡は秤である。秤を元に商品は売買され、適性は判断される。秤が正しいことが大前提にあり、不正や誤差や不確かさがある秤は結果的に損害を与えてしまう。
正確性を維持するために、秤も定期検査が必要となってくる。商店や病院などで取引や証明に使用されているはかりは、2年に1度、法定の定期検査を受けることが義務付けられている。主に都道府県、特定市等、国家資格を持った計量士も行うらしい。検定証印や基準適合証印のついた正確なはかりも、使用しているうちに誤差が生じる場合があるからだ。この定期検査は、検査に合格したはかりには合格した年月と次回検査年が表示された「定期検査済合格ステッカー」が貼られる。このステッカーが貼られていない、はかりや「次回検査年」に達しているのに定期検査を受けていないはかりは、取引や証明に使用できない。
不正や誤差が生じないように、ステッカーが貼ってあったり、「はかり」の表示部や指針がゼロを示しているか、商品の袋、トレイ、わさびなどの風袋を差し引いて計っているかなどの確認が大切だ。
私たちもどのような秤を用いて生活しているか確認が必要である。公正な秤を使っているかどうか。申告に不正や誤りがないかを確認する作業が必要だ。また、神のことばではなく、自分自身の考えや欲望が秤になっていないか確認しなければならない。
特に他人をさばくことにおいて、私たちは間違えた秤で他人を見ている可能性がある。神は他人も私たちも公正な秤でさばかれるが、何よりも憐れみ深い神は、罪深い私たちを罪のない者として、義と認めてくださるから、主の愛の大きさにただ感謝するばかりである。
愛する天のお父様、あなたの愛の深さと大きさを感謝します。私か今日歩む上で正しい秤を用いて生きることができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。
