知恵の用い方
彼は言った。「あなたに何をあげようか。」ヤコブは言った。「何も下さるには及びません。もし私に次のことをしてくださるなら、私は再びあなたの群れを飼って守りましょう。私は今日、あなたの群れをみな見て回りましょう。その中から、ぶち毛と斑毛の羊をすべて、子羊の中では黒毛のものをすべて、やぎの中では斑毛とぶち毛のものを取り分けて、それらを私の報酬にしてください。後であなたが私の報酬を見に来られたとき、私の正しさが証明されるでしょう。やぎの中に、ぶち毛や斑毛でないものや、子羊の中に、黒毛でないものがあれば、それはすべて、私が盗んだことになります。」するとラバンは言った。「よろしい。あなたの言うとおりになればよいが。」(創世記 30:31-34)
ヤコブには知恵があったが、周りの人たちを不快な思いにさせたり、怒らせることもあった。
ヤコブが産まれた時、ヤコブは兄エサウのエサウのかかとをつかんでいたので、ヤコブと名づけられた。(創世記 25:26) この産まれた時の様子はヤコブの人生を象徴している。
ヤコブは煮物と引き換えに兄エサウの長子の権利を得た(創世記 25:29-34)。ヤコブは兄エサウを騙して父イサクから長子の祝福の祈りをしてもらった。
義父ラバンから報酬を得る時も知恵が働き、子ヤギや子羊がぶち毛や斑毛や黒毛のものをすべて自分のものとするという知恵が働いて、大きな財産を築いた。
人を騙すことの多かったヤコブは、人から騙されることも多く、あらゆる人たちとの関係を破壊し破綻させた。しかしヤコブは後々関係修復に努めていく。ヤコブも学び成長していった。
私たちの神は、私たちの悪しきことも贖ってくださる方であるが、私たちは与えられた知恵を賢く使い、用いることが大切である。私利私欲のために知恵を使うなら、主は取り上げられるだろう。神のために、神の国のために知恵を用いたい。
天のお父様、あなたは私たちを祝福し、私たちに知恵をくださいました。あなたから与えられた知恵を自らのためではなく、あなたの栄光と目的のために用いることができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。
