罪からの守り
神は夢の中で彼に仰せられた。「そのとおりだ。あなたが全き心でこのことをしたのを、わたし自身もよく知っている。それでわたしも、あなたがわたしの前に罪ある者とならないようにした。だからわたしは、あなたが彼女に触れることを許さなかったのだ。今、あの人の妻をあの人に返しなさい。あの人は預言者で、あなたのために祈ってくれるだろう。そして、いのちを得なさい。しかし、返さなければ、あなたも、あなたに属するすべての者も、必ず死ぬことを承知していなさい。」(創世記 20:6-7)
性の乱れは太古の人類の歴史にも見られる。人間に罪が入ってから、人は神に対して不従順であり、欲望を制することなく生きてきた。
アブラハムの妻サラは、アブラハムの妹でもあった。
アブラハムがエジプトに近づいて、その地に入って行こうとしたとき、妻のサライに言った。「聞いてほしい。私には、あなたが見目麗しい女だということがよく分かっている。エジプト人があなたを見るようになると、『この女は彼の妻だ』と言って、私を殺し、あなたを生かしておくだろう。(創世記 12:11-12)
ファラオの高官たちが彼女を見て、ファラオに彼女を薦めたので、サライはファラオの宮廷に召し入れられた。
アブラムにとって、物事は彼女のゆえにうまく運んだ。それで彼は、羊の群れ、牛の群れ、ろば、それに男奴隷と女奴隷、雌ろば、らくだを所有するようになった。
しかし、主はアブラムの妻サライのことで、ファラオとその宮廷を大きなわざわいで打たれた。(創世記 12:15-17)
そして似たようなことがまた起きた。アブラハムはネゲブの地方へ移り、カデシュとシュルの間に住んだ。ゲラルに寄留していたとき、アブラハムは、自分の妻サラのことを「これは私の妹です」と言ったので、ゲラルの王アビメレクは、人を遣わしてサラを召し入れた。サラの女性的魅力は相変わらず続いた。
その夜、神が夢の中でアビメレクのところに来て、こう仰せられた。「見よ。あなたは、自分が召し入れた女のために死ぬことになる。あの女は夫のある身だ。」アビメレクは、まだ彼女に近づいていなかった。そこで彼は言った。「主よ、あなたは正しい国民さえも殺されるのですか。彼が私に『これは私の妹です』と言ったのではありませんか。彼女自身も『これは私の兄です』と言いました。私は、全き心と汚れのない手で、このことをしたのです。」
神は夢の中で彼に仰せられた。「そのとおりだ。あなたが全き心でこのことをしたのを、わたし自身もよく知っている。それでわたしも、あなたがわたしの前に罪ある者とならないようにした。だからわたしは、あなたが彼女に触れることを許さなかったのだ。今、あの人の妻をあの人に返しなさい。あの人は預言者で、あなたのために祈ってくれるだろう。そして、いのちを得なさい。しかし、返さなければ、あなたも、あなたに属するすべての者も、必ず死ぬことを承知していなさい。」翌朝早く、アビメレクは彼のしもべをみな呼び寄せ、これらのことをすべて語り聞かせたので、人々は非常に恐れた。(創世記 20:1-8)
アビメレク王は危うくアブラハムの妻に触るところだったが、主がアビメレクを「罪ある者とならないように」し、また「彼女に触れることを許さなかった」ため、不品行の罪に陥らずに済んだ。
主は私たちを罪に陥らないように私たちを守ることもできるが、私たちが自らの意志で罪を犯すなら、誰も止めることはできない。私たちは信仰によって生きる者であり、神に従うかどうかは私たち次第である。主に従う者でありたい。
愛する天のお父様、あなたは私たちを御子の血によって私たちの汚れをきよめてくださいました。あなたに喜ばれる生き方をすることができますように主イエスキリストの御名によって、アーメン。
