祝福を与える者となる
主はアブラムに言われた。「あなたは、あなたの土地、あなたの親族、あなたの父の家を離れて、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとする。あなたは祝福となりなさい。わたしは、あなたを祝福する者を祝福し、あなたを呪う者をのろう。
地のすべての部族は、あなたによって祝福される。」
(創世記 12:1-3)
主がアブラハムに現れ、アブラハムを祝福すると言われた。その条件は「あなたは、あなたの土地、あなたの親族、あなたの父の家を離れて、わたしが示す地へ行く」ことだった。あなたは、あなたの土地、あなたの親族、あなたの父の家を離れて、わたしが示す地へ行く」ことだった。
神が示す地に行くには、まず自分の父の家、快適な空間を離れること、自立することが求められる。そして神が示す地は、出発時までわからないので不安との戦いである。神が示すのなら間違いないのだが、不信仰の思いが強まると身動きが取れなくなる。
アブラハムが主に従い、主が示す地に行くならば、主はアブラハムに「大いなる国民」とし、「祝福」し、アブラハムの「名を大いなるもの」とすると言われた。
確かにイスラエルの民はエジプトで増えて、エジプトが苦役を課した程に数の上で脅威となった。アブラハムの孫であるヤコブはイスラエルとなり、エジプトで祝福された。アブラハムの数々の子孫は祝福され、最大の祝福は救い主の誕生である。
今日に至るまで、アブラハムの子孫であるユダヤ人が政治、経済、軍事、文化などの面で多大な影響力を発揮してきた。アブラハムのもう一人の子孫であるアラブ人たちも石油権益を持ち、世界経済や政治に影響を与える程になった。この祝福の裏にはそれぞれの対立がある。世界の対立構図はイスラエル側に着く西側諸国と、アラブ諸国に着く反米大国となっている。
主はアブラハムに言われた。「あなたは祝福となりなさい。わたしは、あなたを祝福する者を祝福し、あなたを呪う者をのろう。地のすべての部族は、あなたによって祝福される。」
私たちは、主がアブラハムの子孫たちに与えたあらゆる自然的また霊的恩恵に与っている。このことに感謝しつつ、あらゆる人々に神の祝福を分け与える者となりたい。
愛する天のお父様、あなたの祝福を感謝します。どうか私たちも周りの人々に祝福を与える者となりますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。
