知恵を願い求める
「あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう。 ただ、疑わないで、信仰をもって願い求めなさい。疑う人は、風の吹くままに揺れ動く海の波に似ている。 そういう人は、主から何かをいただけるもののように思うべきではない。」(ヤコブの手紙 1:5-7)
多くの人々は、お金やモノ、資格や地位や名誉などを求めて生きている。その目的を果たすために、ある人は家族との時間や関係を後回しにし、競争相手の足を引っ張り、仲間を裏切り、貪欲の中で手に入れたいものを得ようとする。
ソロモンという知恵深い王がいた。ある時ギブオンで主は夜の夢のうちにソロモンに現れた。神は仰せられた。「あなたに何を与えようか。願え。」するとソロモンはこのように答えた。「善悪を判断してあなたの民をさばくために、聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、だれに、この大勢のあなたの民をさばくことができるでしょうか。」(列王記 第一 3:5,9) ソロモンは知恵を持ってイスラエルの内政と外交に大きな力を発揮した。
私たちも知恵が必要である。生活していく上での知恵、つまり人間関係、健康管理、技能訓練、その他様々なことが必要である。私たちが知恵を求めるとき、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に願い求めたい。疑いを持たずに、主が与えてくださると信じて願い求めたい。
愛する天のお父様、どうか私に知恵をください。私の理解を助け、私の言動があなたをあがめ、栄光を与えるものでありますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。
