旅人
「愛する者たち、私は勧めます。あなたがたは旅人、寄留者なのですから、たましいに戦いを挑む肉の欲を避けなさい。異邦人の中にあって立派にふるまいなさい。そうすれば、彼らがあなたがたを悪人呼ばわりしていても、あなたがたの立派な行いを目にして、神の訪れの日に神をあがめるようになります。」(ペテロの手紙 第一 2:11-12)
私たちはこの地上において旅人である。つまり私たちは寄留者であって定住者ではない。この地上に一時的に滞在し通過していく者である。
私たちは旅人であるため、この地上の価値観とは相入れない。この地上の価値観は、肉の欲を満足させることであふれている。美食に舌鼓を打ち、性欲は婚前婚外で満たされ、金欲や名誉欲など私たちのたましいに戦いを挑む肉の欲に満ちている。私たちは旅人として肉の欲を避けて生きる者となった。
異邦人とは異教の神を慕う偶像礼拝者たちであるが、パウロは、異邦人の中にあって立派にふるまうように励ました。
私たちは世の人たちと一線を画すことで批判されたり、変人扱いされるかもしれない。ただ、たとえ、もし私たちが悪人呼ばわりされても、私たちの立派な行いを彼らが目にするなら、彼らは神の訪れの日に神をあがめるようになる。だから神を第一にした生き方をすることが大切なのだ。神を第一にして生きていきたい。
愛する天のお父様、私たちの国籍は天にあり、私たちは寄留者であり、旅人であります。神の国の大使として私たちの生き方を通して人々が神をあがめますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。
