五つのパンと二匹の魚
弟子たちは言った。「ここには五つのパンと二匹の魚しかありません。」するとイエスは「それを、ここに持って来なさい」と言われた。そして、群衆に草の上に座るように命じられた。それからイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて神をほめたたえ、パンを裂いて弟子たちにお与えになったので、弟子たちは群衆に配った。人々はみな、食べて満腹した。そして余ったパン切れを集めると、十二のかごがいっぱいになった。
食べた者は、女と子どもを除いて男五千人ほどであった。(マタイの福音書 14:17-21)
五つのパンと二匹の魚だけで男五千人を養うことは神の奇跡でなければ成し得ないことだ。実際は女と子どももいたので、合計2万人くらいいたのではと推測する。五つのパンと二匹の魚というと数人分相当の食糧だが、イエスが天を見上げて神をほめたたえ、パンを裂いて弟子たちにお与えになり、弟子たちは2万人の群衆を養い、余ったパン切れだけでも集めると、十二のかごがいっぱいになった。これは神のわざである。
イエスは私たちの必要を満たすために私たちの手元にあるリソースを百倍、千倍、一万倍に増やすことができる。必要ならば主は無一文の私たちに数億円を与えることもでき、必要なモノも人も際限無く与えることができるであろう。
私たちには、神が私たちに必要なものはすべて与えてくださるという信仰を持っているだろうか?五つのパンと二匹の魚で数万人わ養う力を神が持っていると信じているだろうか?私たちの神に不可能はない。神を信頼して歩みたい。
愛する天のお父様、あなたに不可能なことはありません。あなたを信じます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。
