私たちの霊を奮い立たせられる主
「ペルシアの王キュロスの第一年に、エレミヤによって告げられた主のことばが成就するために、主はペルシアの王キュロスの霊を奮い立たせた。王は王国中に通達を出し、また文書にもした。「ペルシアの王キュロスは言う。『天の神、主は、地のすべての王国を私にお与えくださった。この方が、ユダにあるエルサレムに、ご自分のために宮を建てるよう私を任命された。』」(エズラ記 1:1-2)
主がペルシアの王キュロスの霊を奮い立たせると、王は王国中に通達を出し、また文書にもした。その内容は『天の神、主は、地のすべての王国を私にお与えくださった。この方が、ユダにあるエルサレムに、ご自分のために宮を建てるよう私を任命された』というものだった。
そこで、ユダとベニヤミンの一族のかしらたち、祭司たち、レビ人たちは立ち上がった。エルサレムにある主の宮を建てるために上って行くように、神が彼ら全員の霊を奮い立たせたのである。
彼らの周りの人々はみな、銀の器、金、財貨、家畜、選りすぐりの品々、そのほか進んで献げるあらゆる物をもって彼らを力づけた。キュロス王は、ネブカドネツァルがエルサレムから持ち出して、自分の神々の宮に置いていた主の宮の器を運び出させた。ペルシアの王キュロスは財務官ミテレダテに命じてこれを取り出し、その数を確かめさせ、ユダの首長シェシュバツァルに渡した。その数は次のとおりであった。金の皿三十、銀の皿一千、香炉二十九、金の鉢三十、予備の銀の鉢四百十、その他の器一千。金や銀の用具は全部で五千四百あった。捕囚の民がバビロンからエルサレムに上ることを許されたとき、シェシュバツァルはこれらの物をみな一緒に携えて上った。(エズラ記 1:5-17)
神は人々の霊を奮い立たせて、御心を成し遂げ、神の栄光のためにことを行う方である。私たちは囚われて自由を失った状態になったとしても、主が私たちの霊を奮い立たせられるなら、主の御心は実現に至る。
愛する天のお父様、多くの人々が救われるためのあなたの御心とご計画が実現するように、あなたは人々の心を奮い立たせられます。あなたの御心を教えて下さい。主イエスキリストの御名によって、アーメン。